忽然と

全て 副詞
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  • 彼は、眼の前に忽然と現れた一人の娘に、たちまちにして恋をしていた。 森瑤子『アイランド』より引用
  • 本当の父もあのようにして忽然として死んで行ったのかなと考えたものだ。 島田清次郎『地上』より引用
  • ところへ忽然こつぜんとして、ちょうどいいところへ公爵がやって来たのである。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • あるとき教会に反対する意見を述べたものが、忽然こつぜんとして姿をかくした。 ドイル/延原謙訳『緋色の研究』より引用
  • 中には神隠しにでもあったように、忽然と姿を消してしまうものもいる。 中野順一『セカンド・サイト』より引用
  • 飼っていた動物が忽然こつぜんと姿を消してしまうのはとても悲しいことである。 群ようこ『ネコの住所録』より引用
  • わたしの周りで同じように空を見上げていた人々が忽然といなくなりだした。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第01巻 リグザリオ洗礼』より引用
  • 二日前からそこにあった馬車は、二頭の馬もろとも、忽然と消えていた。 山田風太郎『幻燈辻馬車(下)』より引用
  • 彼らとバスの中間に忽然と、ひとりの青年が立ち塞がっているのである。 菊地秀行『吸血鬼ハンター03 D-妖殺行』より引用
  • ずっと何代か前にも女中がひとり忽然こつぜんと御殿から消えたことがあった。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • いや、冬の日が落ちるがごとく、周囲は忽然と闇に閉ざされたのである。 菊地秀行『吸血鬼ハンター15 D-魔戦抄』より引用
  • 彼女は幼少の頃より理由もなく忽然こつぜんと消えてしまうことがしばしばあった。 千葉暁『アルス・マグナ4 大いなる秘法 邪教の都』より引用
  • 彼は鄭春燕の向うに、樹の下に忽然こつねんと立っている一人の山伏を見とめた。 山田風太郎『忍法鞘飛脚』より引用
  • 寝室から、つづきの間をくまなくさがしたが、彼の姿は忽然こつぜんと消えていた。 小沢淳『ムーン・ファイアー・ストーン4 月光の宝珠』より引用
  • それは、忽然こつねんとかけあがってきた四勇士の影をそこに見たがためであろう。 吉川英治『神州天馬侠(二)』より引用
  • 忽然こつぜんと消えてしまったという表現が一番ぴったりくるような消え方でした。 佐藤ケイ『夜の犬 barghests march』より引用
  • 自分の家に遊びに来た帰りに、後輩が忽然こつぜんと姿を消してしまったのだ。 前薗はるか『痕~きずあと~』より引用
  • この件ではその夫婦は忽然こつぜんと消失したように隣人が証言しているのである。 酒見賢一『聖母の部隊』より引用
  • しかもこの男は忽然こつぜんとしてその左手のほうから現われてきたのだ。 横溝正史『悪魔の設計図』より引用
  • ある日、東部辺境区の人口二万ほどの町の住人が、忽然と消滅していた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター12a D-邪王星団1』より引用
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