忘れる

全て 動詞
6,376 の用例 (0.02 秒)
  • 人間の幸福ということを忘れた知識は、何の私達に必要でありましょう。 小川未明『草木の暗示から』より引用
  • そしてこの建物は異様いような形をしていて、だれも一度見ると忘れられない。 海野十三『超人間X号』より引用
  • 私は駈けずりまわりながらも妹の方を見ることを忘れはしませんでした。 有島武郎『溺れかけた兄妹』より引用
  • しかもお前はその婿を生涯忘れないほどに思つてゐると云ふぢやないか。 尾崎紅葉『金色夜叉』より引用
  • 自分が殺人者であることまで忘れるということがあり得ることかどうか。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • その代わり倉地にも過去という過去をすっかり忘れさせずにおくものか。 有島武郎『或る女』より引用
  • 固より彼れは自然とも戰ふべきものだと云ふ事を忘れてゐたのではない。 有島武郎『幻想』より引用
  • 胸の皮膚にメスを触れた時の感じ、それは今でも忘れることが出来ません。 小酒井不木『人工心臓』より引用
  • その絵はその後誰に貸したものか貸し忘れて残っていないのは残念です。 上村松園『昔のことなど』より引用
  • 十四歳の少年が、自分というものを一瞬も忘れることが出来ないでいる! 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 彼のほうは、生きてあるかぎりこの日を忘れることはできないであろう。 田中芳樹『銀河英雄伝説 05 風雲篇』より引用
  • しかし七年間の小諸生活は私に取って一生忘れることの出来ないものだ。 島崎藤村『千曲川のスケッチ』より引用
  • 季節を忘れるなどということは、ここしばらくの彼には無いことだった。 横光利一『微笑』より引用
  • されども彼の忘れずねぐらに帰りきたるは、又この妻の美き顔を見んが為のみ。 尾崎紅葉『金色夜叉』より引用
  • おみよは、どうしてもその人形にんぎょうのことをわすれることができませんでした。 小川未明『なくなった人形』より引用
  • と言ったりする君の言葉も様子も私には忘れる事のできないものになった。 有島武郎『生まれいずる悩み』より引用
  • こんな事のあるはずだったのをどうしてまた忘れていたものだろう。 有島武郎『或る女』より引用
  • この二日で土の色は忘れてしまってどこへ倒れても決してよごれない。 板倉勝宣『五色温泉スキー日記』より引用
  • しかし、夕方になると、彼れ等はあの乞食の事を忘れられませんでした。 伊藤野枝『火つけ彦七』より引用
  • だから私にとって記念すべき、忘れがたい二畳の座敷だったのである。 日本経済新聞社『私の履歴書』より引用
  • 次へ »