忌わしい噂

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  • 絹江についての忌わしい噂をまだ耳にしていない彼にとって、絹江は、容易に攻略を許さぬ堅塁のように思われた。 南條範夫『駿河城御前試合』より引用
  • 江戸詰の一年を終えて、笹島志摩介を伴なって戻ってきた時も、不在中の妻の素行について、二三の忌わしい噂を耳にした。 南條範夫『駿河城御前試合』より引用
  • ところで、いくら歳月が過ぎても、容貌に変化が生ぜず、齢をとる様子が見られぬことで、町民たちのあいだに、忌わしい噂が立ちはじめた。 ラヴクラフト全集2『05 「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」 3 探査と招魂』より引用
  • 三千子はまだ、洋子の忌わしい噂に対する懸念を、打ち消してあげたいとばかり考えて、「ひとを信じぬ」なぞと、つい生意気を言ってしまったのに、洋子がむずかしい解釈をつけるので、円い眼をくるくるさせて、戸惑とまどってしまった。 川端康成『乙女の港』より引用