忌々しい

全て 形容詞
393 の用例 (0.01 秒)
  • かう言つてから、すぐに彼は自分で自分の言つたことを忌々しく思つた。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 姉弟にとっては忌々しいことながら、父がすっかり満足したのが分った。 ウルフ/中村佐喜子訳『燈台へ』より引用
  • 龍子は、さう云ふ言葉を聞くと一層忌々いまいましさがこみ上げて来るのだつた。 伊藤野枝『監獄挿話 面会人控所』より引用
  • だが忌々いまいましいことに、そういう相手ほど意のままにならないのが常だった。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • 馬鹿馬鹿しいような嘘を考えている自分が忌々いまいましく思われることもあった。 山口瞳『人殺し(下)』より引用
  • 私だって、忌々いまいましい、こんなところまで歩いて来なくてすむわけだしな。 モーム/中野好夫訳『月と六ペンス』より引用
  • 誰にも聞こえないであろう小さな声で、忌々いまいましそうな感情を乗せて。 鎌池和馬『とある科学の超電磁砲』より引用
  • 海原うなばらは説明するのも嫌だという感じで、忌々いまいましそうに低い声で答える。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第15巻』より引用
  • 近づこうとするとすぐ消えてしまうあの忌々いまいましい幻影まぼろしではないんだろうね? 加藤道夫『なよたけ』より引用
  • 一歩、二歩、と歩き、当時の忌々しい記憶を確認しているかのようだった。 伊坂幸太郎『死神の精度』より引用
  • もう一台のベンツを見ていた男が、忌々いまいましげに舌打ちして顔を上げた。 嬉野秋彦『メフィストの魔弾』より引用
  • どこまで息子の顔色を窺ったら気が済むんだ、と昭夫は忌々いまいましく思った。 東野圭吾『赤い指』より引用
  • 忌々いまいましくて手が勝手に酒を口に運ぶが、さっきからずっとなんの味もしない。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅶ Side Colors』より引用
  • こんな狭い車内でどうやってやるんだよ、と佐藤は忌々しげに唇を噛んだ。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 10 もうひとつの撤退戦』より引用
  • 忌々いまいましげに竜児の前へ出、逢坂あいさかはお下げを揺らして身体からだを動かし始める。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第01巻』より引用
  • この忌々いまいましい機械が動かなくなるまでに、できるだけ南に進むことにする。 R・エイヴァリー『ゼロスの戦争ゲーム』より引用
  • いつの間にか体と心に備わっている回復力が訳もなく忌々いまいましかった。 山本文緒『プラナリア』より引用
  • あの忌々しい独逸人どもが何を発明しをつたか、お聞きなすつたかい? 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 前篇』より引用
  • すぐそばに薪が置いてあるが、忌々しくて火を燃しつける気にもならない。 久生十蘭『海豹島』より引用
  • 蠢く影の気配と、忌々しげな舌打ちを同時に聞いて、言峰は口を開いた。 事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』より引用
  • 次へ »