心苦しい

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  • 心苦しくなるくらい何度も何度も私は彼らに聞き返さねばならなかった。 姫野カオルコ『愛は勝つ、もんか』より引用
  • 中におちゃらの名刺の挟んであるのを見られるのが、心苦しいのである。 森鴎外『青年』より引用
  • 一日だってブランクを出すのは心苦しいと思うとお思いになるのでしょう? 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 私は、まだ何の御恩返しもしてゐないのを、いつも心苦しく思つてゐる。 平山千代子『転校』より引用
  • 自分が作っておきながら自分で破壊できないというのはなんとも心苦しい。 むぅ『「未来に向かって」』より引用
  • 威勢いせいのいいことを言っていた手前、俺と顔を合わせるのも心苦しかろう。 谷川流『涼宮ハルヒの消失』より引用
  • 僕のために困るようなことになられたら、僕はどんなにか心苦しいでしょう! ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 実際ガンではないかもしれないのだから、いたずらに騒ぐのも心苦しい。 船木亨『メルロ=ポンティ入門』より引用
  • 彼は、二重に恩を着たような心がして、心苦しくさえ思ったのである。 菊池寛『恩を返す話』より引用
  • 手紙をしたためて夫と交渉をもつことは、考えただけでも心苦しかった。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • 同時に彼は、自分のくつにほこりがついていたので非常に心苦しかった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 兄に負担ふたんをかけることを心苦しく思った弟は、自らの命をとうとしたのだ。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第07巻』より引用
  • まことに心苦しい考えではありますが、認めざるを得ませんでした。 クリスティ/川崎淳之助『他訳 ミス・マープルのご意見は? 2』より引用
  • 夜になると、彼をもっと楽しくさしてやらないことが心苦しくなった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 金ばなれの悪い姑から出してもらう事は、いかにも心苦しいと云った。 宮本百合子『栄蔵の死』より引用
  • じつところ仏の前では、何かわたくしが自分に懺悔ざんげでもしまするようで心苦しい。 泉鏡花『春昼』より引用
  • 心苦しいだなんて、そんな気のきいた言葉をどこで覚えて来たの? 太宰治『新釈諸国噺』より引用
  • 君はただ貰うのは心苦しいと云うだろうが、それ以上のことを僕にしてくれた。 豊島与志雄『好意』より引用
  • 家族に黙って来たのは心苦しかったが、言えば反対されるのは判りきっていた。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える1』より引用
  • 私は彼の母をろくに見なかつたことで、よく心苦しい思ひを味ひ返す。 ささきふさ『おばあさん』より引用
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心苦しい の使われ方