心弱い

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  • 神々にすがろうとする人の心弱さを理解することができないからです。 田中芳樹『アルスラーン戦記09』より引用
  • 私とて三、四日前まではそのような心弱いことなど露ほども考えたことはなかった。 光瀬龍『百億の昼と千億の夜』より引用
  • 弥兵衛は、不思議と心弱くなった自分の心をうるんだ目付で眺めている。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • また兵部が、こんなに心弱くなっているのを見るのも初めてのことなのである。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • しかし彼がそうしなかったのは、けっして心弱かったからではない。 加藤典洋『敗戦後論』より引用
  • 私は父に自分が心弱かったことをはっきり申しましょう。 サド/澁澤龍彦訳『恋のかけひき』より引用
  • こうなると、女の心弱さに、お峰は伯父を憎んでばかりいられなくなった。 岡本綺堂『経帷子の秘密』より引用
  • 左馬之助は采女の心弱さを笑い、自から恋の仲立ちを勤めようと申出でた。 江戸川乱歩/紀田順一郎編『江戸川乱歩随筆選』より引用
  • 心弱くそんな言葉がふッと出たのは、彼の気持の焦りなのだ。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • そうして心弱い自分の気持ちをいくらかずつ引きたてるのだった。 伊藤野枝『出奔』より引用
  • 彼女はかなり善良であったが、心弱さと温良そのものとのために本気でなかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • もとより院も、お心弱くなっていられることとて、しおれたご様子にみえた。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • あなたと子供とどちらかを選ぶ段になって、私は心弱くも娘にそむいてしまいました。 ドイル/鈴木幸夫訳『コナン・ドイル ホームズの回想(1)』より引用
  • そういう意味では、彼女は心弱い完全な平和主義者であり、学校教育は充分に効果を発揮したといえるだろう。 加門七海『203号室』より引用
  • どちらも、心弱さを見せてはいけないと考えていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • もしこの一行のために、僕の小説が失敗してしまったとて、僕は心弱くそれを抹殺する気はない。 太宰治『晩年』より引用
  • この機会を逃すまいと、克子は心弱い三千子を、なおも攻め寄せて来る。 川端康成『乙女の港』より引用
  • 昼間の佐分利信子の事件もあって、鮎太はその晩心弱く感傷的になっていた。 井上靖『あすなろ物語』より引用
  • 心弱い私には、この見知らぬ顔に取巻かれた気持が、堪えられないのです。 蘭郁二郎『孤独』より引用
  • かかる事は世辭にも云へぬ僕なりしを思へば、自ら心弱れるを憐まざる能はず。 堀辰雄『(芥川竜之介の書翰に就いて)』より引用
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心弱い の使われ方