心ならずも

全て 副詞
517 の用例 (0.00 秒)
  • 全く心ならずもでしたが、一つの答えが頭の中でできかかっていました。 クリスティ/川崎淳之助『他訳 ミス・マープルのご意見は? 2』より引用
  • 急な下り道では、足は石車に乗って、心ならずも数間を走らねばならぬ。 大下藤次郎『白峰の麓』より引用
  • 心ならずもって感じだけど、結果的にそれで許したことになってしまった。 天童荒太『包帯クラブ』より引用
  • こんな枯淡なところに心ならずも泊まることになったのには事情がある。 宮脇俊三『汽車旅12カ月』より引用
  • メイベルを心ならずも殺してしまったことはあくまで自分の罪なのである。 酒見賢一『ピュタゴラスの旅』より引用
  • 彼は兄の話に相槌あいづちをうちながらも、心ならずもほかのことを考えはじめた。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • 心ならずも起こってくる考えであって、それを容認してるのではなかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 戦争が終っても、そのまま学校を続け、心ならずも医者になってしまった。 山口瞳『人殺し(上)』より引用
  • さうするとおまへおれ威力ゐりよくおそれて、こころならずも服従ふくじうしてゐたのだな。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 66 20080623』より引用
  • これには何か特別の理由があって、心ならずも帰れないでいるにちがいない。 デュマ・フィス/石川登志夫訳『椿姫』より引用
  • 愛情が心ならずもさめてしまうのがまさしくほんとうに罪といえるのなら。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • 彼女は金をもらったから心ならずも僕の要求に応じただけ。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • 船では心ならずも絶食していたので、胃袋が底なしの穴になっていたのだ。 ヴェルヌ/金子博訳『地底旅行』より引用
  • 牛河はどちらかといえば能弁な男だが、二日前の夜に心ならずも絶命していた。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 思えば心ならずも悪い男性に引っかかったような気のするおつきあいでした。 麻生佳花『尼は笑う』より引用
  • 彼はそんなことで、心ならずもある期間は蠅男やお竜と行動を共にしていたのである。 海野十三『蠅男』より引用
  • それで、主人公が心ならずも置かれている場所ということを現わしているつもりです。 宮本百合子『一九四六年の文壇』より引用
  • 心ならずも兄の手伝いをすることになるのはわかりきっている。 光瀬龍『夕ばえ作戦』より引用
  • ぼくは追いつめられて、心ならずも乱暴らんぼうをはたらいたというわけなんだ。 海野十三『透明人間』より引用
  • これまで何度となくあの方のお頼みを心ならずも拒み通しました。 高橋克彦『火城』より引用
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心ならずも の使われ方