心して

全て 副詞
233 の用例 (0.00 秒)
  • この自分の心配を心して、お前から充分犬養に含ましておいてくれ。 勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』より引用
  • だから取り引きをする主人の言葉も、問屋の言葉も私は心して聞いた。 三浦綾子『雨はあした晴れるだろう』より引用
  • 足がえぬよう室内を歩きまわること心してはいるが、完全な自信はないのだ。 田中芳樹『紅塵』より引用
  • このことはそなたがカダスに登る試みをなすときですらよくよく心しておくがよい。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • 心なき駕籠屋も、心して駕籠を揺れないようにかついで行くものらしい。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • とくに心してきょうは僕の家へ来ないでもらいたい! ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(3)』より引用
  • 非常に長い上に大変な回り道をするから心して聞くように。 山下洋輔『ドバラダ門』より引用
  • この世のものではない事柄をテーマにするのは、心してかからないと危険らしい。 坂東眞砂子『身辺怪記』より引用
  • 何事も「成長に必要な出来事」と心して、おおらかに受け入れてください。 高尾学館『天中殺占い』より引用
  • これは文学的な文章には必須だが,レポートの文章では心して排除すべき要素だ. 木下是雄『レポートの組み立て方』より引用
  • 残りはすべて価値なき物、心して貴い生命いのちをつまらぬ物に売り渡すな。 ハイヤーム/黒川恒男訳『ルバイヤート』より引用
  • その大いなる導きとして私はあなた方の前に、一つの額一枚の皿をも心して備えたいと思うのであります。 相馬黒光『一商人として 』より引用
  • 前もって余は、これを家から運び出す道は、屋根を通る以外はないと心していた。 セイヤーズ/小山内徹訳『ピーター卿乗り出す』より引用
  • 心して地にそっと足をおけ、その土もかつては乙女の瞳だった。 ハイヤーム/黒川恒男訳『ルバイヤート』より引用
  • 小説を書き終えるたびに、そんな自分が顔を出していないかと、心して検証してみる。 南木佳士『ダイヤモンドダスト』より引用
  • いまは心して冷静にならなければいけない。 幸田真音『傷 邦銀崩壊(下)』より引用
  • そこで彼女はとうとう警察に捜索を依頼してやや安心して帰った。 浜尾四郎『殺人狂の話』より引用
  • と、まことに、釈尊のこの言葉こそ、われらの心して味わうべき言葉です。 高神覚昇『般若心経講義』より引用
  • 微笑につつんで、角立かどだたぬように心して言ったのだが、ききめは十分であった。 海音寺潮五郎『新太閤記(二)』より引用
  • と心してペンをとった指先を眺めると、思いのほか爪が伸びているのに気付く。 赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』より引用
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