徹す

全て 動詞
40 の用例 (0.00 秒)
  • 深刻な眼は相手の人の額の後ろに隠れている思想を見徹しているようだ。 和辻哲郎『エレオノラ・デュウゼ』より引用
  • そこでも昼夜をてっしてわたしのために働いている人間がいるのだろうか。 乙一『失踪HOLIDAY』より引用
  • 夜を徹して机に向っていることはできても、肉体労働はてんでできない。 高見順『敗戦日記』より引用
  • 帰りが遅かった時は、夜を徹して一睡もせずに坐っていることもあった。 南條範夫『山岡鉄舟(一)』より引用
  • しかし探偵というのは、もっと非情に徹しなければいけない職業である。 胡桃沢耕史『女探偵アガサ奔る』より引用
  • 私はたゞ目的に徹し、目的のためにのみ生きることに自信をかけていた。 坂口安吾『ジロリの女』より引用
  • フロイトがエス論に徹していたならば、このような文章は理解できまい。 フロイト/渡辺哲夫訳『モーセと一神教』より引用
  • 向うへ渡り終るともう寒気が骨髄に徹して皮膚の感覚を失って居るです。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • この夜を徹しての精励の結果がどうなのか、わたしはそれが知りたかった。 ダイン/坂下昇訳『グリーン家殺人事件(下)』より引用
  • 負けた方は旅行中、勝ったほうのサポートのみにてっしなければならない。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第04巻』より引用
  • 職業軍人意識に徹して戦ったのだ、などといってみても片付きそうにない。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • 夜を徹して話をするうちに敵打ちの噺になる江戸独自の演出である。
  • 西村は芝居で見せるユーモラスな面を一切見せず、番組の進行に徹した。
  • 山田家の職業教育がいかに厳しいプロ意識に徹していたかがよくわかるのである。 綱淵謙錠『斬(ざん)』より引用
  • むしろ、それぞれの型に徹したものが一流だといわれているくらいである。 織田作之助『神経』より引用
  • かつて夜を徹し人間愛について友と談じた男が戦争の指導者にもなりかねない。 遠藤周作『ぐうたら愛情学』より引用
  • このホテルはな、どいつもこいつも客を紙幣サツだと思うことに徹しとる。 半村良『黄金伝説』より引用
  • キーマンらの夜をてっしての議論の結果でもやはりそうなったという。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅸ 対立の町<下>』より引用
  • 顔がこわいのですから、もっともっとヒールに徹しなければいけません。 高田文夫『正しい団塊の世代白書』より引用
  • そういう私の心がどれだけ英子に徹していたかは、私は云うことが出来ない。 豊島与志雄『運命のままに』より引用
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徹す の使われ方

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