微笑を浮かべる

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  • カークのからだは、その唇にカーク自身の微笑を浮かべて向きを変えた。 ジェイムズ・ブリッシュ『09 明日への帰還』より引用
  • 彼女はちょっと不思議な感じのする微笑を浮かべて僕の顔を見ていた。 村上春樹『国境の南、太陽の西』より引用
  • メグレはこのアメリカの友達が例の微笑を浮かべるだろうと思っていた。 シムノン/長島良三訳『メグレ氏ニューヨークへ行く』より引用
  • 彼女は多少、皮肉のこもらないでもない微笑を浮かべながらそう言った。 アレクサンドル・デュマ/横塚光雄訳『黒いチューリップ』より引用
  • カウンターで腰をおろしている二人の男が、こちらをみて微笑を浮かべた。 山田正紀『ふしぎの国の犯罪者たち』より引用
  • 私は得意の微笑びしようかべながら、静かにまた元の椅子にこしを下ろしました。 芥川龍之介『舞踏会・蜜柑』より引用
  • いつもの微笑を浮かべ、机の間をゆっくりと前に向かって歩いて行く。 桐生祐狩『夏の滴』より引用
  • そのとき永井はいくらか微笑を浮かべはしなかつたかと私は想像する。 堀辰雄『「絵本」』より引用
  • 狐は得体えたいの知れない微笑を浮かべたまま、黙ってその姿を見つめていた。 柴村仁『我が家のお稲荷さま第01巻』より引用
  • 彼女は彼が青ざめて、深く息をすいこむのを見て満足の微笑を浮かべた。 クリスティ/松本恵子訳『青列車殺人事件』より引用
  • こんな話のあひだも、うすい静かな微笑を浮かべつづけてゐるのだつた。 坂口安吾『蒼茫夢』より引用
  • 微笑を浮かべて冗談のように言い、真顔になると流暢な日本語で続けた。 押井守『Avalon 灰色の貴婦人』より引用
  • そばに家庭教師が立っていて、微笑を浮かべていんぎんにおじぎをした。 ゴーゴリ/工藤精一郎訳『死せる魂』より引用
  • ことばを切った灘男は、色のない唇に薄気味悪い微笑を浮かべてみせた。 篠田真由美『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』より引用
  • 美也子はいつもそうするように、微笑を浮かべて、ことばを返していた。 津村秀介『湖畔の殺人』より引用
  • 仮面の裏で彼が微笑びしょうかべていることが、景侍郎ははっきりとわかった。 雪乃紗衣『彩雲国物語 03 花は紫宮に咲く』より引用
  • 司令官は、いつものように親しげな微笑を浮かべて私に礼をいうでしょう。 原田義人『流刑地で』より引用
  • その顔に定行さだゆき微笑びしようを浮かべたが、それは泣いているような表情になった。 海音寺潮五郎『天と地と(五)』より引用
  • スポックは挨拶代りに微笑を浮かべながら、カークの方へ一歩近づいた。 ジェイムズ・ブリッシュ『05 メトセラへの鎮魂歌』より引用
  • 彼女はレイモンの存在に無関心の様子で、意味のない微笑を浮かべていた。 モーリアック/遠藤周作訳『愛の砂漠』より引用
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微笑を浮かべる の使われ方