得難い

全て 形容詞
196 の用例 (0.01 秒)
  • そういう貴重な得難い老人力なんだけど、意外とみんなに嫌がられている。 赤瀬川原平『老人力 全一冊』より引用
  • ずっと嘘をついてきた僕には得難い体験だ。 暁works『るいは智を呼ぶ⑤ 茅場茜子』より引用
  • それがすなわち現在中村屋の地で、今日から見ればこれを手に入れたことは全く得難き幸いであった。 相馬黒光『一商人として 』より引用
  • 他の家国の内部事情に干渉して、得難い同盟国を失うのは耐え難い。 池宮彰一郎『本能寺(下)』より引用
  • その上私は、G氏も亦私にとつては芸術上の得難き友であるといふ思ひに打たれてゐるのであつた。 牧野信一『交遊秘話』より引用
  • その得難い機会に、俊一は将来漁師になるためにも自分の眼ですべてを見ておきたかった。 吉村昭『羆』より引用
  • それは実の所、創作の側から音楽に関わる者としては最も基本的で最も得難い才能でもある。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 第2話』より引用
  • 私はさわやかに振舞っていて、得難いほどの健康を保持してきた。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 同編集部の南晋三氏には、得難い資料の蒐集など、たいへんお世話になった。 永畑道子『恋の華・白蓮事件』より引用
  • これまで、彼女のことを、異様で残酷な世界の得難い友人としてしか考えたことはなかった。 バローズ『地底世界ペルシダー』より引用
  • 駒井は、お松の才能を見て、得難き人を与えられたることを心ひそかに感謝している。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 何れにせよ、此点だけは裁判長としての得難き特長を具へて居ると云ふべきである。 平出修『逆徒』より引用
  • そんな中で、綴り方連盟の人たちの輝く目は、竜太には得難いもののように思われてならなかった。 三浦綾子『銃口』より引用
  • そしてお初は、得難い友としての右京之介を得ることとなった。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • この婚姻関係がカンナビヒにとって重要かつ得難い結果をもたらしたということになる。
  • だから得難い経験を通っていたのに、仮死から蘇生そせいの前後は、やはり夢中であった。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
  • これは相当得難いことですものね、考えてみれば。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 本土では既に正藍しょうあいが得難くなってきましたが、この島ではまだ活々と用いられています。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • 得難い生涯の朋友ともを失った悲しみに、唸り声を上げ、とめどなく涙を流した。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • 今の日本にあって得難い連中だぞ。 高橋克彦『火城』より引用
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得難い の使われ方