得難い

全て 形容詞
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  • どこかに初々ういういしさが残っていて、得難い先生に習ったと私は思っている。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • その苦労より以上の苦労をした人の一言こそ、得難き薬になるのであります。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • 未来の我が妻、外に得難き良夫人と心はあだかも春風しゅんぷうに包まれたるごとし。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 彼と自分は不可分の間柄で、どこまでも心の通い合う得難い友人なのだ。 半村良『わがふるさとは黄泉の国』より引用
  • これらはイギリス移住の夢よりも、私の中にある得難い宝である。 井形慶子『ときどきイギリス暮らし』より引用
  • こうして正太と二人ぎりで居ることは、病院に来ては得難い機会おりであった。 島崎藤村『家』より引用
  • おきては遂行され忠義は名君になるための得難い体験をしたというわけだ。 山下洋輔『ドバラダ門』より引用
  • 香留との結婚を、得難えがたい大切なものとして考えている表れに違いなかった。 泡坂妻夫『斜光』より引用
  • 信長への対抗心のあらわれと思うが、それがしにとっては、得難い好運だ。 咲村観『上杉謙信地の巻』より引用
  • あんたはごく控えめに表現して、なかなか得難いキャラクターだった。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • しかも、彼にとって金無垢の煙管そのものは、決して得難い品ではない。 芥川竜之介『煙管』より引用
  • しかも中ソ関係の改善が進み、従来からのソ連指導部による支持も得難くなっていた。
  • この世にも得難き徳望は、彼の美意識に十二分の満足を与えたに違いない。 池宮彰一郎『本能寺(下)』より引用
  • 新しい墓の前に立った私の心に、父と私の間に再び得難い愛の存在していたことがひしひしと感じられた。 永井隆『この子を残して』より引用
  • 百日のうちに一日とて、朗らかな喜びと朗らかな太陽とは得難い。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • ちょっと変わった、それだけ得難い宝石を人に見せているような不思議な気分になった。 北村薫『覆面作家は二人いる』より引用
  • その得難い小鳥をろうと伝内は、七日も山野を放浪した事もあったという。 池宮彰一郎『最後の忠臣蔵』より引用
  • 珍しい食べ物や得難い品が手に入ると、よく母代わりのエシリのもとに持ってきた。 上西晴治『十勝平野(上)』より引用
  • これまでにもっといい場所があったが、先へ行くほどに、さらに場所は得難くなりそうであった。 森村誠一『人間の証明』より引用
  • この極めて限られた定員のため、この勲章はなかなか得難いものとなっている。
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得難い の使われ方