得がたい

全て 形容詞
233 の用例 (0.01 秒)
  • やはり慶左衛門と寝てみますと、本当に得がたいいい男だと思います。 林真理子『本朝金瓶梅』より引用
  • よく観察するなら、脚の線の流れかたのなかには、得がたい良さがあった。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • あれで思想的な頭のきりかえさえ出来たら、全く得がたい教育者だと思うがね。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • こうした状況下では、一匙ひとさじほどの塩でも、得がたい滋養だったのである。 伊藤桂一『遥かなインパール』より引用
  • それがいかに得がたい場所か、浮浪者たちは骨身に染みてわかっていた。 初野晴『漆黒の王子』より引用
  • それは、女と生まれて、殆ど得がたい幸せだったのだろうと思います。 柴田翔『されどわれらが日々──』より引用
  • 要するにいろいろと考慮がめぐらされてもなかなか結論を得がたい問題でした。 オースティン/伊吹知勢訳『高慢と偏見(上)』より引用
  • その点は君にもよくわかるだろうが、あれは僕にとって得がたい猟場りようばだからね。 ドイル/延原謙訳『シャーロック・ホームズの事件簿』より引用
  • 一夜夫人と語り明したことさへ生涯に二度と得がたい幸福であると思つてゐた。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • ひとわたり偵察飛行が終ると、たやすくは得がたい情報をもちもどった。 内藤濯『星の王子とわたし』より引用
  • その後、劇団第三舞台に合流し、得がたいキャラクターで人気が出てくる。
  • あなたの肉体のためにも、精神のためにも、またと得がたい教師でございました。 アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(上)』より引用
  • わしはこれまで、結婚してはふたたび得がたいような自由な生活を享楽してきた。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(上)』より引用
  • ただ彼がまたと得がたい朋友であることは疑いようもなかった。 田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』より引用
  • 年若い犬神いぬかみとして先輩たちに色々と聞けたのは本当に得がたい経験けいけんだったと思う。 有沢まみず『いぬかみっ!11』より引用
  • 生涯に再びとは得がたいたゞ一度の機会であるかも知れない。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • この政策は様々な理由で理解の得がたい政策であり、提案されても実現に時間がかかることがある。
  • そういう得がたい才能を持っているのは、信長の周辺では蘭丸しかいないのである。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・本能寺の変』より引用
  • 私は、私の眼にお前を実に美しく、実に得がたく見せていたものの何であるかを知った。 フランス/岡野馨訳『舞姫タイス』より引用
  • そういう意味では、紺野は得がたいインタビューをしたことになった。 三好京三『琥珀の技 三船十段物語』より引用
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