後程

全て 副詞
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  • 第一は大体三月十日に終ったもので、後程証拠をごらんに入れます。 大岡昇平『ながい旅』より引用
  • 點燈後程經た頃であるからして、船も人も周圍の自然も極めてしめやかである。 木下杢太郎『海郷風物記』より引用
  • 終戦後程へて、彼の母上からの手紙が海を越えて私のもとに届いた。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • 伸子は、彼が後程再びここへ来る積りでいることを理解した。 宮本百合子『伸子』より引用
  • 念吉 ゐるにはゐますが、まだ夕飯も食はしてありませんから、後程、僕が連れて伺ひます。 岸田国士『犬は鎖に繋ぐべからず』より引用
  • 彼が後程受取るであろう、五法銀貨の面に彫ってある肖像に似ているように思われて仕方がなかった。 レニエ『燃え上る青春』より引用
  • 始めは書物、手紙等を、タオルに一括してやつたが、後程何物も、彼等の新室に届けることを許さぬといふ。 大岡昇平『ながい旅』より引用
  • 後程この問題に触れますが、こゝで児童心理など詳しく知らない私でも、子供が対話形式によつて書かれたものは案外よろこぶものだといふことに気がついてゐました。 岸田国士『文芸と国語』より引用
  • 此風は後程盛んになつて、表は全体匿名の歌合せすらある。 折口信夫『女房文学から隠者文学へ』より引用
  • 大会の後程なく、彼女は娘のヤナを出産している。
  • 彼女は恭介を産んだ後程なくして亡くなっており、その後恭介の母親代わりとして別の女性型レプリスを製作したが彼女も恭介が四歳の時に死んでしまったため、恭介の兄代わりとして、寿命の問題を改善した男性型レプリスを製作した。
  • 佐治君は自分等のどこか落付かぬ容子のあるのが異樣に思はれたのだらう、お忙しいならば後程といつて去つて畢つた。 長塚節『教師』より引用
  • 立ち去ろうとするゴゼイはその質問に立ちどまり、「それは、後程のお楽しみというところですな」と振り返りもせずに答えて、廊下の奥へ消えた。 川又千秋『火星人先史』より引用
  • 十九歳の何月に出仕したかは明らかでないが、出仕以前に全然俳諧をしていなかったとすれば、出仕と同時に主君の俳諧の相手をすることは不自然であるから、出仕後程経て何かの折りに俳諧の手ほどきを受けたことになるが、それにしてはこの年内立春の句はかなりの練達ぶりと見られるからである。 井本農一『芭蕉=その人生と芸術』より引用
  • それから軍人会館へ、若越会てふのでこゝの客は敏感なので気をよくしたが、さて二つ共、お代は後程ってことで、がっかり。 古川緑波『古川ロッパ昭和日記』より引用
  • 引退後程無くして脳梗塞治療の目的で75kgの減量を敢行し、現在では現役時代の半分程度である80kgまで落としている。
  • またこの、ドイツへ利敵協力を行う政権は、ユダヤ人を狩るため、フランス警察が執行するナチの政策を実行に移し、捕縛したユダヤ人をSNCFの駅舎に連行し、後程「ユダヤ人問題の最終的解決」の一環としてフランスの強制収容所に送り込まれた。
  • ブラジルはポルトガル人は発見した後程なく、エスピリト・サントの地域をバスコ・コウティニョに付与した。
  • 後程、屍衣を着せるために着物を脱がさねばならなくなった時、死体の硬直のひどさといったら、とても手足を曲げられるどころではなく、着物を脱がすためにはやむなく着物を引き裂いたりち切ったりしなければならなかったほどである。 ボードレール/村上菊一郎訳『パリの憂鬱』より引用
  • その後程昱は、山や沼沢に隠れていた人々を掻き集めて、精兵数千人に編成し曹操と黎陽で合流し、袁譚・袁尚を打ち破った。
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