後で考える

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  • 一体彼は何のためにやって来たのかと、中江は後で考えるのだった。 豊島与志雄『立枯れ』より引用
  • 後で考えると、この時に、先生は私にもっと重要な話がしたかったらしいのだ。 甲賀三郎『血液型殺人事件』より引用
  • 後で考えると、それは顔が赤くなるほどの滑稽なひとりずもうであった。 鮎川哲也『朱の絶筆』より引用
  • 後で考えると、露木のこの絵までが、あの殺人に関係していたように思える。 斎藤栄『まぼろしの完全犯罪』より引用
  • 後で考えると、それが乃木大将のぎたいしょうの永久に去った報知にもなっていたのです。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 後で考えると、それは涙を落さないためだったようにも思われる。 豊島与志雄『或る女の手記』より引用
  • どうしたらよいのかわからなかったが、とりあえずそれは後で考えることにした。 サタミシュウ『ご主人様と呼ばせてください』より引用
  • このエピメーテウスというのは、後で考える男、という意味なんだそうだ。 佐竹一彦『よそ者』より引用
  • 後で考えると、もう少しその場にいるべきだったのだが。 河出智紀『まずは一報ポプラパレスより 1』より引用
  • その時は解らなかったが、後で考えるとそのせいだったらしい。 高村光太郎『回想録』より引用
  • 実物教育を考える際の問題は、敵方がまず行動し、後で考えるかもしれないということだ。 ホーガン『創世記機械械』より引用
  • 後で考えると、治助はかねてからその機会をねらっていたもののようだった。 平岩弓枝『ちっちゃなかみさん』より引用
  • 後で考えると、このとき既に、先生は何か予感のようなものを抱かれたに相違ないのだ。 斎藤栄『まぼろしの完全犯罪』より引用
  • 後で考えると、どうして百尺竿頭一歩すすめなかったか自分で不思議なくらい。 野坂昭如『エロトピア2』より引用
  • 後で考えると、あの店は恐らく無許可営業で、主たる商品は裏物だったに違いない。 松沢呉一『エロ街道をゆく ――横町の性科学』より引用
  • 時に神がかってると思うほど全てがうまくいく瞬間があり、後で考えるとそこには必ず彼らの存在があった。 井形慶子『ときどきイギリス暮らし』より引用
  • 後で考えると先生は次の停車駅沼津で下車するために急いで客車へ帰られたのではないかと思います。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
  • それははっきりおぼえていないそうですが、頭のあった位置から後で考えると右手だったらしいのですが、その手がニュッと出ると手の中に紙の束のようなものをもっているのです。 浜尾四郎『正義』より引用
  • これについては、私はもっと後で考えることとして彼に酒を注ぎ注ぎお礼を云った。 横光利一『夜の靴』より引用
  • それから何をするかは後で考えるとして、まずはシェーラたちのところへ行くべきであろう。 眉村卓『不定期エスパー8』より引用
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