後ずさる

全て 動詞
281 の用例 (0.00 秒)
  • 信じられないといった顔に恐怖の表情を浮かべて、カークは後ずさった。 ジェイムズ・ブリッシュ『10 最後〔オメガ〕の栄光』より引用
  • 千秋はベッドを背にし、床に尻をつけたまま可能な限り後ずさりをした。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • ルーンが数歩後ずさると、灰色毛の子どもはようやく攻撃しなくなった。 荻原規子『西の善き魔女4 世界のかなたの森』より引用
  • そろそろと後ずさり、誰にも見られないように公民館の建物に駆け戻る。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』より引用
  • 後ずさりを続けていたぼくの背が、湯船の端のひんやりした石に触れた。 南木佳士『ダイヤモンドダスト』より引用
  • 顔を上げ、目を見ながらそう言うと、少女は狼狽ろうばいしたように後ずさった。 片山憲太郎『電波的な彼女01』より引用
  • 友人たちに警告しようと後ずさったが、かれらもすでに上を仰いでいた。 P・J・ファーマー『階層宇宙の創造者』より引用
  • 恐怖で後ずさりしていたキャスドーが、扉を閉めようとするのが見えた。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書3』より引用
  • 女が体を固くして、後ずさりしたので東吾は安心させるためにいった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 13 鬼の面』より引用
  • 長衣の男とひげ面の男は、緊張した表情でそれぞれ数歩後ずさった。 西東行『鳥は星形の庭におりる』より引用
  • 彼らの眼と眼が合うと、澪子は本能的に後ずさり、幕の陰に身を隠した。 森瑤子『金曜日の女』より引用
  • しかし左の眼窩がんかに入っている胡桃くるみを見たらしくまゆをひそめて後ずさった。 飴村行『粘膜人間』より引用
  • 彼は笑いながら数メートル後ずさり、いきなりフリスビーを投げてきた。 角田光代『だれかのいとしいひと』より引用
  • その迫力はくりょくに、思わず後ずさった二人の横から、あの美女が前に出てきた。 岩本隆雄『星虫』より引用
  • その場に居合わせた人々は自然に後ずさりし、彼女のために道をつくった。 林真理子『野ばら』より引用
  • 慌てて見物人たちはあとずさり、乾物屋と道士の間には一本の道が出来た。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編02 切れる女に手を出すな』より引用
  • ダンテスは後ずさりして、恐ろしいものを見るかのように僧をみつめた。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(1)』より引用
  • ゆっくりと近づいてゆく俺を見ると、やつらは真っ青になって後ずさった。 香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常④』より引用
  • 女がルパンから目をはなさず後ずさりしながら、ドアのほうへむかった。 ルブラン/野内良三訳『ルパンの告白』より引用
  • ドアを開くと、廊下に立っていた明石さんが悲鳴を上げて後ずさった。 森見登美彦『四畳半神話大系』より引用
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