待ち

全て 動詞 名詞
11,151 の用例 (0.01 秒)
  • しかし彼が長年のあひだ待ちのぞんでゐたほどの大きな喜びはなかつた。 島木健作『第一義の道』より引用
  • 宿にもどって見ると、下座敷の行燈あんどんのかげに恭順が二人を待ちうけていた。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 一日明ければもうその瞬間から明日の日を待ちのぞんでゐるのであつた。 島木健作『第一義の道』より引用
  • これがあれほど彼の待ちきれずに待っていたところの幸福な時間であろうか? 堀辰雄『ルウベンスの偽画』より引用
  • わたしは部屋の中を歩みまわり、来るはずのないモデルを待ち暮らした。 芥川竜之介『夢』より引用
  • 弟も弟の子供達も自分を待ちうけていてくれるように思われて来た。 島崎藤村『ある女の生涯』より引用
  • この包囲網の完成こそヨーロッパの全反革命勢力が待ちに待った瞬間なのだ。 良知力『向う岸からの世界史 ―一つのの四八年革命史論』より引用
  • 長いこと百姓らが待ちに待ったのも、今日きょうという今日ではなかったか。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 膝もくずさずに待ち続けているおきみを気にして、政五郎が顔を出した。 山本一力『あかね空』より引用
  • こうして彼女は時計が一時を打つのを待ち、更に二時が鳴るのを待った。 モーパッサン・ギ・ド『初雪』より引用
  • だが、彼の待ちうけている警備員の船ではなく、漁船にちがいなかった。 フリーマン・リチャード オースティン『歌う白骨』より引用
  • そのうちに、塩田大尉機が待ちに待っていた機会がやってまいりました。 海野十三『怪塔王』より引用
  • 私は早く夜が明けて、看護婦が入つて来るのをどんなに待ち焦れたらう。 加能作次郎『世の中へ』より引用
  • 各国の元首や、大スターなどが、飛行機の時間待ちをする部屋であろう。 豊田穣『南十字星の戦場』より引用
  • 家の中にいるもう一人の人物が眠りにつくまで待ち、部屋で老人を殺害する。 ドイル・アーサー・コナン『ノーウッドの建築家』より引用
  • これがあれほど彼の待ち切れずに待つてゐたところの幸福な時間であらうか? 堀辰雄『ルウベンスの偽画』より引用
  • 待ちきれなくなった治太夫が、殿の許しを得ずにあけてしまったのだ。 林不忘『丹下左膳』より引用
  • 徹夜で待ちかまへてゐたニュース映画の一隊が時を移さず撮影にかゝる。 坂口安吾『散る日本』より引用
  • 彼らは何にも知らず、何にもできず、ただ待ち震え嘆き祈るのみである。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 待合室で順番待ちをしているとき、何度も案内図を見たから憶えている。 佐竹彬『カクレヒメ 第01巻』より引用
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