彼は終生

26 の用例 (0.00 秒)
  • このように彼は終生京都大学農学部を舞台として、他の場に出たことがない。
  • フランコ政権からはたびたび帰国要請があったが、彼は終生拒否し続けた。
  • 彼を熱愛していた婦人は幾人もあったが、彼は終生独身であった。 モーパッサン/新庄嘉章『ある女の告白』より引用
  • そして彼は終生、自分の階級をわすれることがなかったのである。 ウェルズ/宇野利泰訳『宇宙戦争』より引用
  • 彼は終生セアを自分を発見し、育ててくれた人物だと考えた。 ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』より引用
  • 彼は終生父親のおぞましさが忘れられずにいた。 酒井健『バタイユ入門』より引用
  • このため彼は終生カイテルと折り合いが良くなかったという。
  • 彼は終生舞台から降りなかったし、降りたがらなかった。 森鴎外『山椒大夫・高瀬舟』より引用
  • それが肉体的問題によるのか、教育に原因があるのかは分からなかったが、とにかく彼は終生一言も声を出さず、一字の文字も書き付けなかった。 小川洋子『沈黙博物館』より引用
  • 彼は終生この信念を持ちつづけていたのです。 海音寺潮五郎『さむらいの本懐』より引用
  • それを彼は終生使い続けた。
  • あの瞬間、彼は終生の単独行の契約書に署名して、山という偉大なる権力者の前に差出したように考えられてならない。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • あのころの博士号がどういう程度のものであったか知らないが、彼は終生書物をはなさずに、ひまさえあれば読書にいそしんでいる。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • 彼は終生、共和党員であり、一九六〇年当時でさえも狂犬と民主党員はいずれもどうしようもない社会の癌だと考えていた。 リチャード・フッカー『マッシュ 続』より引用
  • 彼は終生子供時代の想像力を失わなかった作家で、子供が自分のまわりの世界、新しい世界に対する驚異の目をもって事物を眺め、感動し、その興味はおのずから創作の世界にくりひろげられていったのである。 スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • つつましい出自にもかかわらず、彼は終生貴族となる野望を捨てず、ロンドンやパリで貴族階級の者たちと肩をすり合わせては悦に入っていた。
  • 彼は終生自己の中から生まれてくるものに生き、外的なさまざまないざないに屈せず、ひたすら内なる声に耳を貸すことにつとめた。 ヘッセ/岩淵達治訳『車輪の下』より引用
  • それゆえに、彼は終生、宗教もしくは宗教的なものに対して峻厳な拒否を示しつづけ、その結果ユングをはじめ多くの弟子たちと袂を分かつことにもなる。
  • 彼は終生、アマチュアを貫いたことでも有名である。
  • 彼は終生、初恋のひとマリアの写真を手もとに飾っていた。 山下丈『ブルー・ブラッド ―ヨーロッパ王家の現代』より引用
  • 次へ »