彼は始終

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  • 彼は始終新しく着いた者と会っているし、後でもその行先をつかんでいます。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • 彼は始終妻が兄弟のことをおそれているのを見て、妙な気持ちを起こしたのだ。 横溝正史『山名耕作の不思議な生活』より引用
  • 彼は始終例の髪の毛をモジャモジャやりながら、だまりこんでいるのだ。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用
  • 彼は始終その六畳敷の狭い畳の上に自分のする事が山のように積んであるような気持でいるのである。 夏目漱石『道草』より引用
  • その投げ合の間、彼は始終しじゅう自分を抑えつけて、なるべく心の色を外へ出さないようにしていた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 彼は始終、眉を寄せていて、彼が赤んぼの頃もそうだったが、もう何年もこの癖はなくなっていたのだった。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • それで彼は始終、街のどこかで、飲んだり、彼が知っている男達と遊び廻ったりしていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • 彼は始終自分の傍にいて、朝から晩まで彼を味方にしたがる御常よりも、むしろ島田の方を好いた。 夏目漱石『道草』より引用
  • 夜食のあいだ、彼は始終溜息をついたり、頭を振ったりしていた。 チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「無名氏の話」』より引用
  • 彼は始終落ちつかなくて、場所から場所へと体を移した。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • だからむつましそうな津田と自分とを、彼は始終しじゅう不思議な眼で、眺めているに違ないと思っていた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 彼は始終だまりこんでいた、彼は実に恐ろしく無口な男であった。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(下)』より引用
  • そして彼は始終その二つの面影を見つめるようになった。 豊島与志雄『椎の木』より引用
  • そしてそのどれか一つを煎じたものが、大概いつも火に掛っていて、それを彼は始終飲んでいた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • わたしがプチ・シャトーに住みついてから、彼は始終わたしのところへやって来た。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • 彼は始終自分の低い温度を身に附けて持ち廻っていた。 森田草平『クリスマス・カロル』より引用
  • 彼は始終、ただ機械的に泣いていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • 彼は始終あちらこちら家のあたりで夢想しては、暗い隅々を美しい物語で明るく輝かしていましたよ。 ホーソン/鈴木武雄訳『七破風の屋敷』より引用
  • それで彼は始終怪我をした。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 彼は始終懐手ふところでをしていたがった。 夏目漱石『明暗』より引用
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