彼は卓子

15 の用例 (0.00 秒)
  • 彼は卓子に向って立ったまま、彼の下手な字で仕事と取り組んだ。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 彼は卓子の端に置かれたリクエスト・カードを一枚とり、細かい字を書きはじめた。 矢作俊彦『東京カウボーイ』より引用
  • 食事をすませてから二十分ほど、彼は卓子を離れずにいた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 理論的に話して、彼は卓子テーブルにおいて私に世話をする給仕人の誰かであるかもしれません。 直木三十五『金の十字架の呪い』より引用
  • そこで彼は卓子の上に一つの壺を置いて、その中へ何か、草のやうなものを投げ込んだ。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 彼は卓子テーブル掛の上に指でなおも建築学の図の様な模様をつけながら、再び吐息をして、それから話しを続けた。 直木三十五『金の十字架の呪い』より引用
  • 彼は卓子の上座に陣取っていて、彼のよく動く顔は、彼が嘲っている人々の表情を伝えて、次から次へと変って行った。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 中巻』より引用
  • 彼は卓子に出ている白いバタを少年にすすめた。 きだ・みのる『道徳を否む者』より引用
  • 彼は卓子に向つて、哥薩克の軍営へ送る報告を認ためにかかつた。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • その時も、そういう人達が、図書室に入って来た自分の方を見たので、ひどく肩身が狭い思いをしながら、彼は卓子に向って腰を降して、新聞のニュウスを読んでいる振りをした。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 彼は卓子の下から出ようとして、不図ふと、みどりと松山の境界線にあたる卓脚ていきゃくの蔭に落ちていた針のない鋲の頭を見付けた。 海野十三『麻雀殺人事件』より引用
  • それから彼は卓子テーブルの下へくぐりこむと床に顔を押しつけんばかりにしてあちこち調べていたが、吸取紙すいとりがみを四つに切って、四人の足の下と思われるあたりの床の上に、吸取紙すいとりがみをジッと押しつけ、何物かを吸いとるようにみえたが、これも又別々の紙包にして鉛筆で記号をつけた。 海野十三『麻雀殺人事件』より引用
  • 彼は卓子の上の縫物を見やった。 森田草平『クリスマス・カロル』より引用
  • それから彼は卓子の真中に、火薬を少し撒いた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 彼は卓子テーブルを片寄せて、鋤を振上げて四つの大タイルを一気に掘り起し、身をかがめてみると、いつものように黄いろい砂があった。 魯迅『白光』より引用