当意即妙

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  • 禅はいかなるものも当意即妙に解釈してのけるのだから。 森本哲郎『読書の旅 愛書家に捧ぐ』より引用
  • こっちでは、情況の作り出されるのに応じて当意即妙にあしらって行きさえすればいいのだ。 アイリッシュ/砧一郎訳『暁の死線』より引用
  • 自分は当意即妙の応酬には自信があるが、そのため人を傷つけ、生きにくくするのだ。 伊藤整『太平洋戦争日記(一)』より引用
  • 唯、僅かづゝの当意即妙式な変化と、順序の飛躍とがあつたに過ぎないであらう。 折口信夫『唱導文学』より引用
  • 俳句などというものは当意即妙で頓知とんちさえあればできるもののごとく心得ている人がずいぶんありますが、そうではありません。 高浜虚子『俳句の作りよう』より引用
  • 当意即妙に冗談がいえたり、余計なこといわなかったり。 長嶋有『ぼくは落ち着きがない』より引用
  • 当意即妙というのか、すぐに叩けば響く返事がもどってくる。 工藤美代子『工藤写真館の昭和』より引用
  • 彼は、それを手際よく当意即妙に言いあらわすことはできなかったが、斬新ざんしんな考えを持っていた。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • 狂歌は当意即妙を旨としてしばしば寒暖応答の辞に代へられたり。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • そのあとの信長の処置が、この男にしかできぬ率直さと、当意即妙な政治的配慮に富んだものであった。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • 私にはメーキャップのうまさという特別の強みがありましたし、当意即妙とういそくみようの応答ができるという武器がありました。 ドイル『唇の捩れた男』より引用
  • しかも二人はお供の馬丁もまじえて、少しも婦人らしからぬ態度で当意即妙な応答をしているのである。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 ボクシング編』より引用
  • ランドはこうした敵意ある質問にも当意即妙に答えた。
  • 当意即妙をきわめ、事実の重みが加わっているだけに、接した時点での笑いの強烈さは、こっちのほうがはるかに強い。 星新一『きまぐれ博物誌・続』より引用
  • 私は思はず横を向いてふきだしながら、なんといふうまい言葉を持つてゐる人だらうと、その当意即妙に感服したのである。 森田たま『もめん随筆』より引用
  • アント・クロウィは自分の椅子にどっと腰を落として、若旦那のこの当意即妙の返答に腹の底から大声で笑った。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(上)』より引用
  • ところが不思議なことには、しようがないなア、といいながらも、実際ではすぐそのあとから、何とかそこに当意即妙の知恵を発揮して、わたしたちは、そのことをともかくしようことのあることにして生活して来ている。 宮本百合子『しようがない、だろうか?』より引用
  • 完全体ゆえに心も身体もすっかり柔軟性をなくしているので、このような突然のアクシデントに、当意即妙とういそくにょうに対応することができまぜん。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第08巻』より引用
  • しかし注射前の当意即妙のでたらめの答えではない。 森村誠一『精神分析殺人事件』より引用
  • 記者たちの狙いはもちろんマリリンで、彼女の当意即妙の返しに、会場は沸き立つ。
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