当る

全て 動詞
4,282 の用例 (0.01 秒)
  • それは彼が彼自身の身をもって当らなければならないほどの不幸である。 富ノ沢麟太郎『あめんちあ』より引用
  • 日本人総体の精神分析の一部に当ることをする様な事になるかも知れぬ。 折口信夫『山越しの阿弥陀像の画因』より引用
  • しかし先生はこの点についてごうも私を指導する任に当ろうとしなかった。 夏目漱石『こころ』より引用
  • そしてすべてそうしたことが日の当った風景を作りあげているのである。 梶井基次郎『冬の蠅』より引用
  • 併しながらかく云うことは必ずしも当らないことを注意する必要がある。 戸坂潤『範疇としての空間に就いて』より引用
  • それに対して常に一致して当る所の用意を持っておらねばなりません。 与謝野晶子『平塚・山川・山田三女史に答う』より引用
  • けれどもこの出版に当ってはひとつのさしさわりがあることに気づいた。 太宰治『ロマネスク』より引用
  • 少佐は救われたからといって別に驚くに当るまいと言っただけだったが。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(上) 地の果ての燈台』より引用
  • 入社して彼に与えられた仕事は差当って書物を読みあさることだけだった。 原民喜『美しき死の岸に』より引用
  • 或る種の人生観照の態度の習慣化したものとでも言うのが一番当っている。 三好十郎『恐怖の季節』より引用
  • 差当ってそんなことをする外には、これと云って何をする目当もなかった。 坂口安吾『淪落の青春』より引用
  • この方法を実際的に用いるに当って次の二三の考察をしておく必要がある。 戸坂潤『幾何学と空間』より引用
  • あなたのところにも、体のどこかにこういう日光が当っているのかしら。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • しかし実際に当って見ると、どれがどうなるのか一寸見当が付きにくい。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • 表をしめて足を返した時、彼女は何か物につき当ったような心地がした。 豊島与志雄『湖水と彼等』より引用
  • そこでと、差当っては本がないからといって時間を無駄にしちゃいけない。 チェーホフ・アントン『決闘』より引用
  • おれはいまふと、このまま眠ってもばちが当らんのかなあと、思ったんだ。 三浦綾子『銃口』より引用
  • 別の子をもう一人当って見るということになりましたが、どういうものか。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • けれども、創作に当っての方法などについての理論はもっていなかった。 宮本百合子『婦人と文学』より引用
  • そして、それに当る時間に船長室にはいった人はただ一人しかありません。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
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