強か

全て 名詞 副詞
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  • しかし愛情はむしろ五十過ぎた父親の方が強かつたのではあるまいか。 織田作之助『木の都』より引用
  • 僕の一家一族の内にもこの叔父程負けぬ気の強かつた者はない。 芥川竜之介『本所両国』より引用
  • 弟子であるおはんですらこげん強かとすれば、藤兵衛の強さは底が知れん。 海音寺潮五郎『史談と史論(上)』より引用
  • ただしスミスは小説家としてかなりしたたかなやりかたを取ったといえなくもない。 クラーク・アシュトン・スミス/大瀧啓裕訳『ゾティーク幻妖怪異譚』より引用
  • 強かさは、ニルフィリアの人生にとって決して無縁の存在ではなかった。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第03巻 レギオス顕現』より引用
  • 彼には、精神的な嫌悪よりも、肉体的な嫌悪の方が何層倍も強かつた。 神西清『地獄』より引用
  • こっちはがっちり弱味を二倍三倍握っとんじゃ、としたたかに母は鼻でわらう。 岩井志麻子『岡山女』より引用
  • さらにしたたかなクマとなると、日没までじっとして動くまいとする奴もいる。 熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』より引用
  • 彼女はセザンヌに傾倒してゐて自然とその影響をうける事も強かつた。 高村光太郎『智恵子抄』より引用
  • 再び上げられた目は、感情を消し去ったしたたかな兵のものだった。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 08 宇宙と惑星と』より引用
  • 大阪で育つた女だが、生れは京都の百姓の娘だから辛抱は強かつた。 岡本かの子『上田秋成の晩年』より引用
  • められて固くなった雪で足をすべらせ、腰と右脚みぎあししたたかに打った。 喬林知『今日からマ王 第08巻 「天にマのつく雪が舞う!」』より引用
  • そして少しずつでも目標に近づいてゆくしたたかさを手に入れろ、と。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 06 重力の井戸の底で』より引用
  • したたかに打ちつけたこしをさすりながら、サムスは立ち上がって抗議こうぎをする。 水野良『魔法戦士リウイ 第01巻』より引用
  • 初めて会ったとき、彼女はデザイナーを志し、パリに住むしたたかな娘だった。 大沢在昌『深夜曲馬団』より引用
  • その強かな外交手腕は200年以上の平和を維持してきた原動力であるといえる。
  • アストロッドを捕らえた少年の手から力が抜け、彼は落ちて強かに全身を打った。 深草小夜子『悪魔の皇子 アストロッド・サーガ』より引用
  • ビール一本に焼酎を三四杯飲んで、彼はもうしたたかに酔っていた。 上林暁/坪内祐三編『禁酒宣言 ―上林暁・酒場小説集』より引用
  • 兵たちは口々に、取り逃がした曲者のしたたかさを、彼の前に告げ合った。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 海方はにやりと笑っただけだったが、もしそうだとすると、これはもうかなりしたたかな男だ。 泡坂妻夫『死者の輪舞』より引用
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