張りつめる

全て 動詞
86 の用例 (0.00 秒)
  • 顔からあのときの張りつめた表情が消えているように思えて、安心した。 長嶋有『パラレル』より引用
  • その張りつめた意識と肉体が、ステージと観客席全体の空気を支配する。 齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』より引用
  • これはわたしの張りつめた意志を以てしても抑えることができなかった。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
  • 同時に、今まで張りつめてゐた気持に水をかけられたやうな心地がした。 河盛好蔵『井伏鱒二随聞』より引用
  • かといって、ふたりの間に、緊張が張りつめているといった風でもない。 夢枕獏『東天の獅子 第一巻 天の巻・嘉納流柔術』より引用
  • 彼女の周囲の張りつめた空気に耐えかねて、恭介は深いため息をついた。 三雲岳斗『レベリオン 第01巻』より引用
  • 五感ばかりか六感までを緊張に張りつめながら、おれは穴の中に入った。 菊地秀行『トレジャー・ハンター01 エイリアン秘宝街』より引用
  • こいつは神経質なやつだから、気を張りつめさせておかねばならないが。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』より引用
  • ふゆになると、うみうえまでが一めんこおりりつめられてしまうのでした。 小川未明『黒い人と赤いそり』より引用
  • 張りつめていたものが急に緩んで泡となって溶けていくような気がした。 森村誠一『新・人間の証明(下)』より引用
  • 張りつめていたものから解放されたように、少女は少女としてそこにいた。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第02巻 イグナシス覚醒』より引用
  • 膝ががくがくと笑い、背中から肩にかけては熱をもって張りつめている。 三浦真奈美『風のケアル 第4巻 朝遠き闇』より引用
  • 二人は、まわりの岩壁が氷でまったく張りつめられているのを知った。 山田風太郎『妖異金瓶梅』より引用
  • 外に出かけようとはせず、家の中で神経だけがピリピリ張りつめていた。 江川紹子『私たちも不登校だった』より引用
  • 自分の神経のみならず、部屋の空気全体がひどく張りつめて思われた。 加門七海『203号室』より引用
  • 一歩を運ぶのも苦しかったが、人に気づかれまいとして気を張りつめた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • それまで張りつめていた緊張の糸が、音を立てて切れたような具合であった。 神吉拓郎『私生活』より引用
  • たえまなく神経を張りつめていたせいで、極度の緊張状態になっている。 ロッデンベリイ『スター・トレック5/新たなる未知へ』より引用
  • いつなにを仕掛けてくるのだろうかと雄作の神経は終始張りつめていた。 田中哲弥『大久保町は燃えているか』より引用
  • 少女たちはその主人たちの張りつめた雰囲気に改めて気をめ直した。 有沢まみず『いぬかみっ!08』より引用
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