弱弱しい

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  • と言つてあれヽヽは弱弱しい臆病な妾のいのちをどうしようといふのでせう。 小林秀雄『考えるヒント 4 ランボオ・中原中也』より引用
  • インタビューによると動きは弱弱しく怪我をしていたものと見られる。
  • 野の蓼の弱弱しい、かも若さの溢れたやうな姿は作者の好んだ所である。 与謝野晶子『註釈与謝野寛全集』より引用
  • そして口許くちもとにはたえず少女のような弱弱しい微笑をちらつかせていた。 堀辰雄『燃ゆる頬』より引用
  • 彼は女と別れて歩いたが弱弱しい女の態度が気になつて、もしかするとよく新聞で見る自殺者の一人ではないだらうかと思ひ出した。 田中貢太郎『蟇の血』より引用
  • 家士の名を呼んだ森の声は弱弱しかった。 藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(上)』より引用
  • いかにも弱弱しいが、少年の私は、魔法使の中から生れ出たような妖気を感じた。 外村繁『澪標』より引用
  • 弱弱しく返した二人は立ちすくみ、手を取り合う二人は苦笑くしょうする。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第15巻』より引用
  • その画家の娘は実に凄いほど色の白い、どこか肺病のような弱弱しい悩ましさを頬にもっていた。 室生犀星『性に眼覚める頃』より引用
  • 彼女は肩にまわされた僕の腕を振りほどこうと身をよじりながら、弱弱しい声で僕に言う。 平坂読『ホーンテッド! 2』より引用
  • 進介が口籠くちごもっていると、後で海方の弱弱しい声が聞こえた。 泡坂妻夫『死者の輪舞』より引用
  • スパーホークの肩の上にいるとき、領事がうめいて弱弱しく身じろぎした。 エディングス『エレニア記2 水晶の秘術』より引用
  • 私はなぜだか表の弱弱しい一面が好きであった。 室生犀星『性に眼覚める頃』より引用
  • それでも私はどうにか肥立って行ったらしいが、色の白い、女の子のような弱弱しい子であったといわれる。 外村繁『澪標』より引用
  • 私は今別れた大きなしかしどこか老人の弱弱しさをかくしきれない伯父の姿を思ひ浮べて暗い氣持になつた。 辻村もと子『春の落葉』より引用
  • 下手ではないが弱弱しく力のない文字だった。 泡坂妻夫『毒薬の輪舞』より引用
  • 最後の一画は弱弱しく輝いている。 事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』より引用
  • 暖かいストーブの天板の色をしているが、とても弱弱しく、もう暖かさは感じない。 ヴィンジ『最果ての銀河船団(下)』より引用
  • 肥満体型になり、顔つきは若干弱弱しくなっているほか、頭にはアホ毛が生えている。
  • 石田はしばらくうつむいて息切れをこらえてから、弱弱しい口調で言った。 藤沢周平『又蔵の火』より引用
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