弱々しい

全て 形容詞
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  • その様子が二人を比べて見て、公爵の方が弱々しいと思うらしく見えた。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • その様子が二人を比べて見て、公爵の方が弱々しいと思ふらしく見えた。 森林太郎『クサンチス』より引用
  • 三人とも、弱々しいからだで大きな頭を支えているのがやっとであった。 江戸川乱歩『孤島の鬼』より引用
  • 声はとても弱々しかったので、もう遠くから聞えてくる声のようだった。 モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』より引用
  • だが、白雪の態度は何かにとらわれているかのように弱々しいままだった。 赤松中学『緋弾のアリア 第02巻』より引用
  • 弱々しい声で、しかし彼女は驚きと警戒を隠そうともせずにそう言った。 椹野道流『鬼籍通覧1 暁天の星』より引用
  • と弱々しい声でいったが、その煙草を唇までもっていく余力はなかった。 豊田穣『革命家・北一輝』より引用
  • 形だけの王の弱々しい背中に手を置いて、彼は静かに言葉をかけてやった。 喬林知『今日からマ王 第09巻 「地にはマのつく星が降る!」』より引用
  • 当時の演奏はどちらかといえば弱々しい、貧弱な感じだったと思います。 柴田南雄『クラシック名曲案内ベスト151』より引用
  • そしてこんな言薬を何度かくり返して、弱々しい声で彼女は笑いだした。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • 普通か、どちらかというと弱々しい目の男だったと記憶しているともいう。 西風隆介『神の系譜Ⅰ 竜の封印』より引用
  • それは弱々しいとり残された者の感じで不意に彼の心に迫って来た。 横光利一『南北』より引用
  • 比夏留は弱々しい声で言い訳しようとしたが、誰の耳にも入らなかった。 田中啓文『私立伝奇学園高等学校民俗学研究会その1 蓬來洞の研究』より引用
  • 弱っているとか疲れている人たちのものらしい、弱々しい足音であった。 ホーソン/鈴木武雄訳『七破風の屋敷』より引用
  • 詩風を一言で表現すると繊細であり、女性の様な弱々しさとの評がある。
  • こんな事態になるまでは見たことのなかった弱々しい必死さがある。 来楽零『ロミオの災難』より引用
  • 胸がかすかに上下して、弱々しくではあるが、呼吸しているのが分かる。 赤川次郎『赤いこうもり傘』より引用
  • 弱々しい呼吸以外に彼女が生きていることを示す兆候は何もなかった。 竹下節子『パリのマリア』より引用
  • エヴァはかんかんに腹を立てていたが、口では弱々しく言うだけだった。 クイーン/石川年訳『日本庭園殺人事件』より引用
  • と言っていたが、女は弱々しく今にも消えていく命のように見えた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
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