弐万
全て
名詞
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後に聞けば新道の方には支那の馬車が頂上まで達するのであつたが、画家である眞山君は近く新道の出来たことを知られなかつた為め、予等は旧道を上下したのである。記念館を観たあとで白玉山に登る者は、誰も悲惨な戦役の犠牲となつた将士弐万七百の英霊の前に、おのづから頭下り涙の落つるを禁じ得ないであらう。山上に屹立する二百十八尺の円筒形白色の表忠塔が、その白色の故に特に予等の哀情を痛切ならしめた。
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其額弐万参千円也。三菱銀行に赴き預入れをなし、築地の桜木に立寄り、夕餉をなし、久米氏を新福に訪ひ、車を倩ひて帰る。
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