廻り

全て 名詞 動詞
6,326 の用例 (0.01 秒)
  • よく人形芝居が町を歩き廻り、町角には浄瑠璃語りが人を集めてもいた。 上村松園『京のその頃』より引用
  • けれども山の間にそういう具合にぐるっと一廻り出来る道が付いて居る。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • しかし、とても泥棒のように金廻りのよい右平のようにはいかなかった。 坂口安吾『都会の中の孤島』より引用
  • で彼は乗り切るのを止めて、一つの岩の周囲まわりを廻り先へ出ようと考えた。 国枝史郎『加利福尼亜の宝島』より引用
  • ちょうど飯場はんばへつく山を一つ廻りかけた時、後から馬のひづめの音が聞えた。 小林多喜二『人を殺す犬』より引用
  • あたしの恋人なんか、競争であたしの身の廻りのことをしてくれるわ。 横光利一『上海』より引用
  • そこで老浮浪者の先まわりをして、表の塀の西の方へ廻り、裏道へでた。 海野十三『四次元漂流』より引用
  • 看護婦だけでは手が廻りかね、私は病室につきっきりのことが多かった。 豊島与志雄『窓にさす影』より引用
  • いつまでそんな廻りくどいことを言ってるんだ、聞いてても小憤こじれってえ。 小栗風葉『世間師』より引用
  • その父の面倒をみるのに、赤ん坊を抱えた母だけでは手が廻りかねた。 豊島与志雄『同胞』より引用
  • あるいはシッキムの方を廻りなどして大分に長く流浪して居ったという。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • その旅行の途中神社や仏閣があれば廻り道でもお参りすることにしている。 上村松園『芸術三昧即信仰』より引用
  • 彼は再びそーっと池を廻り、小松の林をぬけて家の前の方へ出て来た。 相馬泰三『田舎医師の子』より引用
  • 書物は廻り廻ってそれを今、再び諸君に語ろうとしているのであります。 柳田国男『日本の伝説』より引用
  • この立ち廻りの最中に、雨は又台所の屋根へ、すさまじい音をあつめ出した。 芥川竜之介『お富の貞操』より引用
  • 最後の下りはうねうねと廻り廻っているのにはいやになってしまいました。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 僕は例の食器口を開けて、みんなが廊下の廻りを廻って歩くのを見ていた。 大杉栄『獄中記』より引用
  • 芝居の廻り舞台については別段に能楽から出たと思ふ点はないやうである。 正岡子規『病牀六尺』より引用
  • 身廻りの物といっても、二三枚の着物と四五冊の書物だけだった。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • 何でも旅廻りの新俳優一座に加わって、各地方を興行していたのだという。 岡本綺堂『二階から』より引用
  • 次へ »

廻り で始まる単語