廻す

全て 動詞
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  • だから相手が裏口へ手を廻す筈だということを確信しているに違いない。 半村良『下町探偵局PART1』より引用
  • すでに御酒が廻されているようで、もう赤い顔になっている人も見える。 泡坂妻夫『湖底のまつり』より引用
  • 彼女たちは返事はしないで、ただあわてて自分たちの包みを廻すのだった。 原田義人『城』より引用
  • 夫に振り廻されて生きているような自分に納得が出来ないのである。 沖藤典子『転勤族の妻たち』より引用
  • 付箋ふせんがついていて、横浜の旧住所からこちらへ廻された旨が書いてある。 西村京太郎『みちのく殺意の旅』より引用
  • これだけで二千百五十円だと言ったら東北の人は目を廻すだろう。 山口瞳『還暦老人ボケ日記』より引用
  • その歯に衣着せぬ物言いに映画評論家を敵に廻すことも少なくなかった。
  • 門の中では車を廻すことができぬとわかり、門までみんな歩くことになつた。 岸田国士『泉』より引用
  • ゆっくり酒を飲むつもりだったが、料理の皿が次から次へ早く廻されてきた。 豊島与志雄『童貞』より引用
  • それに入校当初に四十名程がほかの術科学校に廻されたことも知らなかった。 島尾敏雄『魚雷艇学生』より引用
  • 実際健康な人が片手でかしの六尺棒を振り廻すよりもつらいくらいであった。 夏目漱石『思い出す事など』より引用
  • 田舎者はしみったれだから五円もやればおどろいて眼をまわすにきまっている。 夏目漱石『坊っちゃん』より引用
  • ところが、それもあの人に奇妙な工合に身体を廻させただけだったのです。 原田義人『城』より引用
  • 県の畜産課に長くおられたので、それで競馬関係に廻されたのだろう。 山口瞳『草競馬流浪記』より引用
  • 東京の第一放送が出ているのを、すこし廻すと広島FKの放送が出る。 海野十三『キド効果』より引用
  • ちょっとのことにふりまわされて、おどおどと生きる人間のような気がした。 三浦綾子『銃口』より引用
  • うちのひとは、あくまで、女を敵に廻す気はない、と云つてるんだからね。 岸田国士『道遠からん 四幕』より引用
  • 裏口の方へ廻されたが、お庄はそこからも入り得ずにやがて逃げて帰った。 徳田秋声『足迹』より引用
  • 彼女は責任なしに独りになって自分の生活を振り廻すことが出来る。 佐多稲子『くれない』より引用
  • つい水の中を掻廻かきまわすと、鰍はみんな驚いて石の下へ隠れてしまいました。 島崎藤村『二人の兄弟』より引用
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