延び

全て 動詞 名詞
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  • 加藤家の長い塀が隣の家のそれと接続して、次の交差点まで延びていた。 松本清張『迷走地図(上)』より引用
  • 額から鼻を越えて眼の下にまで延びた三寸ばかりの大きさの傷があった。 大杉栄『続獄中記』より引用
  • まるでお伽噺とぎばなしの魔法のつえのように、どこまでもどこまでも延びて来ます。 江戸川乱歩/紀田順一郎編『江戸川乱歩随筆選』より引用
  • 何十年も前のものと思われる黒い板塀が狭い道の両側に延びている。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • あとの二本は「駅を出て右斜めに延びてる道路」などと呼ばれたりする。 東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』より引用
  • 部屋の中央の広い範囲に、天井や床から延びたコード類が残っていた。 森博嗣『G 06 ηなのに夢のよう』より引用
  • 男の乗った車はいくらほろの内から延び上がっても影さえ見えなかった。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • 壁虎はを見つけたのか首を出したがその首が五寸ぐらいも延びて見えた。 田中貢太郎『蟇の血』より引用
  • 庭は余り手入をしていないので雑草や庭石の横に糸薄が延びたりしている。 子母沢寛『父子鷹 上巻』より引用
  • 寺の中央に建つ大きな二層の建物、仏殿わきから左右に延びている部分だ。 畠中恵『ねこのばば』より引用
  • 松と松との間にあるので枝が一方庭の方へばかり延び出して垂れ下つて居る。 長塚節『芋掘り』より引用
  • 森林の中に八本の道が、全く同じ形をとり、八方へ延びているのである。 国枝史郎『南蛮秘話森右近丸』より引用
  • そこからさらに奥へと小さな道が一本延びていたので、我々はその道を進む。 山口芳宏『雲上都市の大冒険』より引用
  • その時黒々と人の姿が内藤屋敷と馬場屋敷の、屋根棟の上に延び上った。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • これも精神異状者を抱えながらの製作だったので思ったよりも仕事が延びた。 高村光太郎『自作肖像漫談』より引用
  • しかしこの女が墓の前に延び上がった時は墓よりも落ちついていた。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • 男の乗った車はいくらほろの内から延び上っても影さえ見えなかった。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • 根の生え際が小屋の屋根からではずつと上にあるので猶更に延びて見える。 長塚節『炭焼のむすめ』より引用
  • 然し一日尻端折つた單衣の縮んだのはどうしてもうまくは延びなかつた。 長塚節『佐渡が島』より引用
  • 廊下はさらにまっすぐ延びており、十歩ほどで、ふたたび扉となっていた。 水野良『ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)』より引用
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