延ばす

全て 動詞
699 の用例 (0.01 秒)
  • 私はその港を中心にして三日ほどもその付近の温泉で帰る日を延ばした。 梶井基次郎『冬の蠅』より引用
  • 私はその港を中心にして三日ほどもその附近の温泉で帰る日を延ばした。 梶井基次郎『檸檬・城のある町にて』より引用
  • それには、張の生命を五年延ばしてやるという意味の文書が入っていた。 田中貢太郎『賭博の負債』より引用
  • わたしは、それを少しでも先に延ばしたほうがよいと判断したのである。 鮎川哲也『朱の絶筆』より引用
  • 主水は静かに床から出、お妻の方へ膝で進み、手を延ばして鼻へやった。 国枝史郎『剣侠』より引用
  • そして十分延ばした背中をゆっくり運んで、一つの林に入ってしまった。 大岡昇平『野火』より引用
  • その紙を囲んで座った三人が指を延ばして五百円玉の上にそっと添える。 高橋克彦『幻少女』より引用
  • もしほかの用事でここへ来たのなら、それはまたの機会に延ばしたまえ。 プラトン/戸塚七郎訳『饗宴』より引用
  • 数万、数十万単位で互いに包囲されまいと戦線を延ばすのはセオリーだ。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 15 山口防衛戦4』より引用
  • 期限を延ばしてもらったものの、根本的な問題が解決かいけつしたわけではない。 花鳳神也『死神とチョコレート・パフェ 2』より引用
  • よほど気分も良かったようで、予定を三日延ばして近くの温泉へ行った。 赤瀬川原平『老人力 全一冊』より引用
  • 一日延ばし二日延ばしている間にますます帰るのが億劫になってしまう。 森村誠一『殺人の組曲』より引用
  • 今日こそは読んでやろうと思いながら、一日延ばしにして来た手紙である。 チェーホフ・アントン『決闘』より引用
  • でも、どうしてもそうなるのですから、先へ延ばすわけにはゆきません。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(下)』より引用
  • 松を過ぎても一日延ばしにきょうまで投げやって置いたのであった。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • 二十倍村の朝に着こうと思ったら、出発を二日半も延ばさなきゃならん。 小林泰三『海を見る人』より引用
  • 手術患者が手術を少しでも先きに延ばしておきたい気持に似ていた。 井上靖『崖(下)』より引用
  • 邸内ていないもどるのは、できるかぎり先延さきのばしにしたいという気持ちだったのだ。 水野良『魔法戦士リウイ 第00巻』より引用
  • 日比谷と九段はその二大中心で、青山方面にも手を延ばしているという。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • すると、お霜はいつになく厳しい眼付で秋三を睥みながら腰を延ばした。 横光利一『南北』より引用
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