度度

全て 副詞 名詞
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  • その度度が新鮮で、私が最も好色的であった時期と言えるかも知れない。 外村繁『澪標』より引用
  • 今年の夏も、母親や姉や兄につれられ、大磯おおいそや国府津の海岸へ度度行った。 尾崎一雄『暢気眼鏡』より引用
  • 風が強いので、とく子は度度背を向けて、着物の乱れを直さねばならない。 外村繁『澪標』より引用
  • この目は昔度度たびたび見たことのある目である。 森鴎外『山椒大夫・高瀬舟』より引用
  • 今まで度度東北地方へ来たにも拘らず、梶はこの度ほどこの地方の美しさを感じたことはなかった。 横光利一『厨房日記』より引用
  • 今まで度度東北地方へ来たにも拘らず、梶はこの度ほどこの地方の美しさを感じたことはなかつた。 吉本隆明『悲劇の解読』より引用
  • 「これではいかぬ」度度思いもしたが、今ではあきらめる外ない状態に陥っている。 尾崎一雄『暢気眼鏡』より引用
  • 度度たびたび傘を紛失ふんじつして買ふのもしやくだと云つて居る内藤は僕の傘の中へはひつて歩いた。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 元鳳6年には烏桓が辺境を侵犯したので再度度遼将軍范明友が出撃した。
  • これまで度度難儀に逢つて来た市立劇場の座主は、妬ましげに此人気を見てゐる。 森林太郎『防火栓』より引用
  • 余談ではあるが緑雨は当時かなり窮してゐて、度度父にわづかばかりの無心をしたらしい。 松本清張『過ぎゆく日暦』より引用
  • 僕は巴里パリイへ来て頭の上を飛ぶ飛行機は度度たびたび見て居るが、地を離れたり着陸したりする光景を観るのは今日けふ初めてである。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 一日中其処から離れないことが度度だった。 佐左木俊郎『黒い地帯』より引用
  • 今までにも二人は度度たびたび行きたかったのであるが、夫妻の仕事がい違ったり、子供に手数がかかったりして、一家引きつれての関西行の機会はなかなか来なかった。 横光利一『比叡』より引用
  • 小さい子供の泣声や咳をする声などが夜中に度度たびたびしたので、上の寝台ねだいへ来たのは子持の婦人らしいと思つて居た。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 私もこの年まで、度度憂鬱は経験したが、こんな憂鬱な思ひに迫られたことは、まだなかつた。 吉本隆明『悲劇の解読』より引用
  • しかしとく子とのことは、今までにも度度書いた。 外村繁『澪標』より引用
  • その歌手にも関わりあいがあって、度度たびたび、顔を合わせるうちに、相手は俺が行くと燃えるような目をするようになった。 泡坂妻夫『死者の輪舞』より引用
  • そのまま前のめりに倒れて、二、三度度痙攣けいれんしたまま動かない。 大藪春彦『蘇える金狼 野望篇』より引用
  • 下級生のために、教師に喰ってかかったことも度度ある。 外村繁『澪標』より引用
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