床に就く

84 の用例 (0.00 秒)
  • その夜は夕方から三十七度くらいの熱が出て、早めに床に就いたそうだ。 岸本葉子『家にいるのが何より好き』より引用
  • しかし妻はそのあとどうしても回復せず床にいたきりになってしまった。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • 父はその日から俄に元気がなくなって、床に就いてることが多くなった。 豊島与志雄『楠の話』より引用
  • 正之助がそろそろ床に就こうかと思っている時刻、自宅の電話が鳴った。 難波利三『小説吉本興業』より引用
  • 夜、床に就いて枕に耳をつけたとき、その足音は聞こえてくるのである。 森村誠一『致死家庭』より引用
  • 彼の女がどつと重い病の床に就いたのは、その夜からのことであつた。 吉井勇『酔狂録』より引用
  • その晩もお三輪は旅人のような思いで、お力の敷いてくれた床にいた。 島崎藤村『食堂』より引用
  • そういう苦労がつづいたために、妻はとうとう病いの床に就くようになった。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 龍之介は床に就いていたので父親がいつ戻ったのかわからなかった。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ』より引用
  • 去年の秋から床に就くと体のあちこちがかゆくなるということがあった。 山口瞳『還暦老人ボケ日記』より引用
  • 陽子が床に就こうかと思ったとき、不意に扉を叩いた者があった。 同人『十二国記』より引用
  • 有朋は、役所から帰っても夜遅くまで床に就かず、机の前に坐っていた。 松本清張『象徴の設計 新装版』より引用
  • その夜も、母親はおまえが床に就く頃になっても家に帰らなかった。 重松清『疾走(下)』より引用
  • 宇良はそう言って、五階の自分の部屋へ上って行き、すぐ床に就いた。 伊佐千尋『法 廷 弁護士たちの孤独な闘い』より引用
  • 十一時過ぎに、お作は床に就いても、やっぱり気が落ち着かなかった。 徳田秋声『新世帯』より引用
  • 娘の両親は悔しさに夜もろくに寝られず、母親はとうとう床に就いた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ』より引用
  • 二十四歳の若き国王はその日から病の床に就き、間もなく死亡する。 高橋克彦『即身仏(ミイラ)の殺人』より引用
  • Tは二三日前から風邪を引いて休んでゐると云つて、床に就いてゐた。 葛西善蔵『蠢く者』より引用
  • 床に就いてから涙がなく出て寝られませんでした。 夢野久作『キキリツツリ』より引用
  • それを枕元に置いてお松は床に就きましたが、兵馬のことを夢に見ました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 次へ »

床に就く の使われ方