床しい

全て 形容詞
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  • 短艇が重力制御のある場所に着床しているとき、乗客は立っているしかない。 森岡浩之『星界シリーズ 星界の戦旗 03 家族の食卓』より引用
  • しかし、それが機関誌が発行されるほど日本の風土の中に着床ちやくしようしているとは知らなかった。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • 少し吃音癖のある控へ目な話し振りは淺見君の奧床しい人柄を想像させた。 梶井基次郎『浅見淵君に就いて』より引用
  • 一週間をも経たぬ内に、我は床しきその人を、またも明け暮れ見る事を得てき。 清水紫琴『葛のうら葉』より引用
  • それが腰部辺りの背骨周辺に着床し、新規の神経ネットワークを構築する。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第01巻 リグザリオ洗礼』より引用
  • トルストイがその晩年に、老子の教を探し求めてゐたといふことは床しい。 島崎藤村『桃の雫』より引用
  • それが五条ごじょうという床しい字名あざなの残っている小さな部落だ。 堀辰雄『大和路・信濃路』より引用
  • その聯想があるので、この花は昔ゆかしい感じがして予を喜ばしめた。 正岡子規『病牀苦語』より引用
  • 遠く旅に行く夫の心と、病んで家に残る妻の心との床しい思いやりが溢れています。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • それは棟居の想像の域に留めておいたほうがゆかしい。 森村誠一『新・人間の証明(下)』より引用
  • 愛憎を別にして考えて見ても、母はたしかに品位のあるゆかしい婦人に違なかった。 夏目漱石『硝子戸の中』より引用
  • アイレインに着床しているのは虫だと言ったでしよう? 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第01巻 リグザリオ洗礼』より引用
  • 政府は天文台か地震研究所でも造るような、床しさを示している。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • さて仕事にかゝらうと、部屋に床しいて、原稿紙を前にした。 古川緑波『古川ロッパ昭和日記』より引用
  • 気がついた時には車体は着床していた。 谷甲州『惑星CB 8越冬隊』より引用
  • 身内のものの中から宗教の方面に人を送るというのもゆかしいことだと考えるようなものは、兄弟中で岸本の外には無かった。 島崎藤村『新生』より引用
  • 伊予簾の内や床しき爪弾の音に、涼みながら散歩する人の足を止めて覗へば。 清水紫琴『誰が罪』より引用
  • そして一礼のうちにもその為人ひととなりおのずかほのかにめるようなゆかしさと知性の光があった。 吉川英治『黒田如水』より引用
  • あれほど床しくきしめられていたこうかおりが、男の着ているものからはまるで匂って来ない。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • そういう態度が京一郎には、ゆかしく思われてならなかった。 国枝史郎『十二神貝十郎手柄話』より引用
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床しい の使われ方