広びろ

全て 副詞 名詞
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  • それに引きかえ、ここの河はなんという広びろした、豊かな河でしょう! チェーホフ『桜の園・三人姉妹』より引用
  • 私がここを好きなわけヽヽは、なんといっても広びろとして、美しいからです。 黒柳徹子『チャックより愛をこめて』より引用
  • 西方にはアフリカの海岸が、広びろとした泡の線となってあらわれてきた。 ヴェルヌ/江口清訳『気球旅行の五週間』より引用
  • 怪物が死んだ場所には、ただ広びろとした床が見えるばかりだった。 R・E・ハワード『大帝王コナン』より引用
  • ふいに、目の前に、白く広びろとした道がひらけたような気がした。 上橋菜穂子『守り人シリーズ07 蒼路の旅人』より引用
  • 今晩マーシャは同じ広びろとした客間にいたが、ひとりきりではなかった。 ラヴクラフト全集7『18 「初期作品」 「詩と神々」』より引用
  • 戸口の中は広びろとした土間でそこが台所らしかった。 中村正『元首の謀叛』より引用
  • 広びろとした野原に、驚くべき光景が現出していたのである。 ヴェルヌ/江口清訳『気球旅行の五週間』より引用
  • 扉がぐるりと開いて、高い紙ばりの窓を通して内部に差し入る月の光にぼんやり明るい広びろとした部屋が見えた。 フーリック/大室幹雄訳『中国黄金殺人事件』より引用
  • しかし、しばらくすると眼が馴れてきたのか、自分がいる広びろとした場所と森との境がいやに人工的に直線になっているようなんです。 中村正『元首の謀叛』より引用
  • 王にふさわしく広びろとした四角い部屋を覗きこみ、ここの主がいないことを知った。 クラーク・アシュトン・スミス/大瀧啓裕訳『ゾティーク幻妖怪異譚』より引用
  • 広びろとした谷でたまたま焼け野に行きあたったとたん、わたしはすぐにそれと知った。 ラヴクラフト全集4『01 「宇宙からの色」』より引用
  • 広びろとした寂しい海面に、いまやそれは小さな点でしかなかった。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 海賊編』より引用
  • 正面の広びろとした車道に車の影はなかった。 荒俣宏『帝都物語6』より引用
  • 長良川の水はそのあたりで東岸に迫って流れ、西岸には広びろとした磧を見せていた。 田中貢太郎『赤い土の壺』より引用
  • ただ広びろとつづいたなぎさに浪の倒れているばかりだった。 芥川竜之介『海のほとり』より引用
  • 遙か彼方、広びろとした郊外の紫がかった斜面が、地平線を形成している。 ラヴクラフト全集3『07 「闇をさまようもの」』より引用
  • 宿の主人がまず誘ってくれたのは、今は温泉の営業をやめている、老女一人の住む広びろとした旧家だった。 赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』より引用
  • 細い土の道と小川と、あとは広びろした田んぼだけだった。 灰谷健次郎『兎の眼』より引用
  • かれらは、ザルゲーバの予期したのとは裏はらに、あの広びろとした雑草の路をとることはなかった。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
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