広い

全て 形容詞
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  • 彼の眼の前に五番町の広いとほりが、午後の太陽の光の下に白く輝いてゐた。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • 私はいよいよこれが被服廠跡だと思って広っ場の中の方へと眼をやった。 田中貢太郎『死体の匂い』より引用
  • 日本名で呼ばれてはいるけれども、混血児の広成は日本語がわからない。 杉本苑子『胸に棲む鬼』より引用
  • 広巳は三口四口続けて飲んだが、気がいたようにしてまた耳をたてた。 田中貢太郎『春心』より引用
  • ただ吾人の知識が非我の世界において広くなったと云う事は云われます。 夏目漱石『創作家の態度』より引用
  • 岸本は唯一人の自分をその広い甲板に見つけるようなこともよくあった。 島崎藤村『新生』より引用
  • 此の木虱の家族は、此の庭の十倍もの広さのところに一ぱいになるのだ。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • ひろ野原のはらうえには、雲切くもぎれがして、あおかがみのようなそらえていました。 小川未明『風と木 からすときつね』より引用
  • 小屋を出て見ると此処はおもいの外広い平な土地で畑なども作られてある。 木暮理太郎『奥秩父の山旅日記』より引用
  • 八畳ほどの広さの洋間の、壁や床の至るところが壊されているのである。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用
  • それには、ある種の能力と関心の広さというものが必要だからである。 ラッセル/日高一輝訳『幸福の獲得について』より引用
  • 戸口をでたところに、これも広いプラットホームみたいなものがあった。 海野十三『ふしぎ国探検』より引用
  • 彼女が自分のスペースとして使っている、二十畳の広さの部屋だった。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • 私のそらんじていた車に関する知識はかくも広きに及んでいたのである。 なだいなだ『クレージイ・ドクターの回想』より引用
  • また枝の幅が広くなることもあってそれは広幅六花ということにする。 中谷宇吉郎『雪』より引用
  • そこから目に入るのはほんの一角で、庭の広さも、ため息が出るほどだ。 赤川次郎『アンバランスな放課後』より引用
  • 幅の広くないところと見えて山際の家の形が見様みやうつて見えない事もない。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • すると、そのために、驚異と喜びの広い分野がわたしの前に開けてきた。 宍戸儀一『フランケンシュタイン』より引用
  • 東北地方での生息範囲はこれより広かったが、現在は絶滅したとされる。
  • そのガラスごしに、七階の高さから外の光景を広く見渡すことが出来た。 片岡義男『少女時代』より引用
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