幾許なり

4 の用例 (0.00 秒)
  • ただ幾許なりとも考えさせられるのは、そのときビザンツ風ならぬ現代の被衣とは果して何であろうという問題である。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • そうした意味で、自分自身で幾許なりとも実践を試み、のみならずその成果の板行・普及をも実現させた知識人は並河が嚆矢であろう。
  • これ等の詩人の思想がわたくしの觸れ易き心の養ひとなつたこと幾許なりやは量り難い。 蒲原有明『「有明集」前後』より引用
  • いと更におもてつつまほしきこの場を、頭巾脱ぎたる彼の可羞はづかしさと切なさとは幾許いかばかりなりけん、打赧うちあかめたる顔はき所あらぬやうに、人堵ひとがきの内を急足いそぎあし辿たどりたり。 尾崎紅葉『金色夜叉』より引用