幸い

全て 名詞 副詞
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  • それは米友のために幸いであるのみならず、竜之助のためにも幸いです。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 幸いにかれが気分が悪いことを見つけたのは、わたし一人ではなかった。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • そしてそれがいずれへ転んだ方が幸いなのか自身に判断がつかなかった。 徳田秋声『黴』より引用
  • この間から四五日遠退いていたのを幸いに、このまま顔を見ないで行く! 森田草平『四十八人目』より引用
  • 幸い少女は正面を向いていないので、三人はその横顔を見ただけである。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 幸いなことに、この好奇心にまともに応じてくれるタイの人たちがいた。 津野海太郎『小さなメディアの必要』より引用
  • 幸いに大阪の和田氏が編纂費を出してくれるので一巻はすでに出版した。 高楠順次郎『東洋文化史における仏教の地位』より引用
  • 幸い彼の目下の状態はそんな事に屈托くったくしている余裕を彼に与えなかった。 夏目漱石『道草』より引用
  • 幸いにわたしの教育はただ目で見る物から受けただけではなかった。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • 私が病人であるのを幸いに、夜なかに持ち逃げでもされては大変である。 岡本綺堂『綺堂むかし語り』より引用
  • 幸い此の全画の写真はよく画集などに出ているので就て見る便宜も多い。 高村光太郎『美の日本的源泉』より引用
  • 幸い、ぼくは母方の祖父の友人の世話で現在の会社に入れて貰いました。 太宰治『虚構の春』より引用
  • 幸い其処の角にあるカフェーの表が開いていたので、その中にはいった。 豊島与志雄『微笑』より引用
  • とおそれて、その音のした林の奥を見ますと、幸いに熊ではありません。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ただ幸いにも、彼はきわめて小言家こごとやでお世辞を言わなかったまでである。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 私は若いころ結婚したが、幸いなことに妻は私と性の合う気質だった。 ポー・エドガー・アラン『黒猫』より引用
  • 私達は幸いにして肉体の力のみが主として生活の手段である時期を通過した。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • ただ幸いにも、帽子だとそれを軽蔑する人もかんむりだとそれを尊敬します。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 二人にとって幸いなことには、彼女は席にじっとしてることができなかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • そんな時、僕は自分の視力に頼るほかはないのだが、幸い僕は眼が良い。 織田作之助『僕の読書法』より引用
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