年年歳歳

全て 副詞
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  • 彼はこのような子供が今日本に充満していて、年年歳歳それぞれ成長しつつあるところを考えると、これらの子供が何をやり出すか計り知れぬ興味を覚えた。 横光利一『厨房日記』より引用
  • 年年歳歳、我れは昨日の悔恨を繰返して、しかも自ら悔恨せず。 萩原朔太郎『氷島』より引用
  • 被爆して焼けたが同じ場所に建てられた家の裏手に立つと、なるほど彼の初期短篇「年年歳歳」にあるように、すぐ近くに鉄橋が望見された。 北杜夫『マンボウ響躁曲 地中海・南太平洋の旅』より引用
  • 米沢藩の財政窮迫は百年来のことで、ことに寛文四年の三十万石から十五万石へという半領の沙汰以後は、国をおさめる基本は入るを量って出ずるを制すにありといわれるにもかかわらず、年年歳歳収入は少なく支出は多く、働けど働けど楽にならない状況がつづき、藩政は混迷をふかめてきた。 藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(下)』より引用
  • 子守をしていた小さな女の子が、家のなかから聞えて来る「年年歳歳花相似タリ」を耳にして、意味も分らないままに、「酒屋の子」の頭のところを「ねんねんさいさい」と取り替えたことも、充分に考えられる。 福永武彦『第四随筆集 夢のように』より引用
  • 劉希夷が作った「代悲白頭翁」の中の「年年歳歳花相似、歳歳年年人不同」の句を所望して断られ、希夷を暗殺させたという話もある。