平身低頭

全て 名詞
239 の用例 (0.01 秒)
  • 私は電話口で平身低頭へいしんていとうしながら、もういちど鳥井星志にあわせてくれるよう頼んだ。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿02 摩天楼』より引用
  • 背広を着た男達が、平身低頭で彼女達に何か言っている。 海月ルイ『十四番目の月』より引用
  • そのむねを伝えると、男が地べたに平身低頭へいしんていとうして礼を言った。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第04巻』より引用
  • 余は平身低頭すべきか、それともこれに抵抗すべきか。 佐藤正彰訳『千一夜物語 05』より引用
  • いつの間にかお文を取り囲んでいた裏店の住人達に伊三次は平身低頭して謝る。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』より引用
  • じぶんから順子を奪ってしまうようなことはしないでほしいと、平身低頭せんばかりなんだ。 横溝正史『金田一耕助ファイル18 白と黒』より引用
  • だからといって、平身低頭してあやまるのは、ぼくには耐えられなかった。 眉村卓『不定期エスパー7』より引用
  • あいかわらず私を静物セイブツのように無視して、涼子ひとりに平身低頭へいしんていとうする。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿03 巴里・妖都変』より引用
  • ブルクスはかつてヘンドリック伯爵がそうしたように男の前で平身低頭している。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第04巻』より引用
  • 私は平身低頭以外の何物でもなかった。 小出楢重『大切な雰囲気』より引用
  • そんな大旦那に惣兵衛は黙って平身低頭するばかりであった。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 紫紺のつばめ』より引用
  • 最後に会ったときその男はあくまで平身低頭しており、意識不明の友人を心配すると同時にそれよりも強く美奈子の死に罪悪感を感じていたのだから。 林亮介『和風Wizardry純情派 2』より引用
  • 二人は父にそうどなられると、すぐべたりと坐って、平身低頭した。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 若い軍人は、その名を聞いたとたん、畳に額をこすりつけんばかりに平身低頭した。 荒俣宏『帝都物語3』より引用
  • 当時アメリカ人やイギリス人と言えば幕府の役人まで恐れて平身低頭していた時代で、これも何かの政策のために、そのアメリカ人に身を売らされようとしたのでありましょう。 上村松園『作画について』より引用
  • しかしどうしてもその子の前に平身低頭して、自分の気持にきまりをつけなければ済まなかったのだ。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • だれもが彼女の前に平身低頭した。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(上)』より引用
  • そしてお菊を庭さきに引き据えて、自分も共に平身低頭した。 吉川英治『黒田如水』より引用
  • ここの連中はあのいまいましい予言者に平身低頭しているが、わしは誰にも頭をさげたくはない。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・齊藤重信『シャーロック・ホームズ全集(上)』より引用
  • 顔見知りの人の庭なら、個人的にやってあげないこともないと言われたので、平身低頭して頼み込んだのである。 原田宗典『27』より引用
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