平穏無事である

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  • つまり一切は平穏無事であり、ただの「無言の統計」が抗議しているだけだ。 神西清『チェーホフ試論』より引用
  • 道子にすれば、大学を卒業するまでは平穏無事であってほしいという考えがあったようだ。 山口瞳『人殺し(下)』より引用
  • 少なくとも彼の死後三十年間は槍ヶ岳は平穏無事であった。 新田次郎『槍ヶ岳開山』より引用
  • しかしながら、ウエーク島が常に平穏無事であったわけではない。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • 私は長い間権力を握っており、もし私の身の上に何かが起こったら、ローマは平穏無事であるはずがない。
  • 城館での生活は平穏無事であった。 ルブラン/水谷準訳『奇巌城(ルパン・シリーズ)』より引用
  • たとえ大地震が起こっても、四畳半は倒壊するが、竹林の中は平穏無事である。 森見登美彦『美女と竹林』より引用
  • われわれの帰路は平穏無事であり、大氷原もやがては単に過去の思い出となるであろう。 ドイル・アーサー・コナン『世界怪談名作集』より引用
  • 慶長十一年から十二年にかけては、天下は、表面上は、いかにも、平穏無事であった。 柴田錬三郎『決闘者 宮本武蔵(中)』より引用
  • 先生の生活はまことに平穏無事である。 宮本百合子『農村』より引用
  • この道がヒマラヤへつづくものだとすれば、それはあまりにも平穏無事であり過ぎるように思われた。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • もし村井という人間がこの世にいなかったなら、ルリ子はあの日殺されなかったであろうし、したがってわが家は全く平穏無事であったにちがいない。 三浦綾子『続・氷点』より引用
  • 金鈴公主がいつ頃からその寝言を耳にするようになったかわからぬが、少なくともこの一年間、王の身辺は平穏無事であった。 森福都『長安牡丹花異聞』より引用
  • もちろん、与党の県本部、青年会議所は平穏無事である。 麻生俊平『ザンヤルマの剣士 第三巻 オーキスの救世主』より引用
  • これは平穏無事であったし、そして1909年7月1日にこの船はメルボルンから帰航についた。
  • お松は自分の今の生活が至極しごく平穏無事であること、御殿でも皆の人に可愛がられて昔のような心配は更にないこと、朝夕朋輩衆ほうばいしゅうと笑いながら働いていることなどを細々こまごまと書きました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ゾダンガへの帰還の旅は平穏無事であった。 バローズ『火星シリーズ08 火星の透明人間』より引用
  • だが、モーガンは、いったん兜をぬいでからは、それが絶対に平穏無事であるように全力をつくした。 クラーク『楽園の泉』より引用
  • 生活の外側は、元の通り至って平穏無事である。 宮本百合子『私の事』より引用
  • 経過もしごく平穏無事であった。 芥川比呂志『決められた以外のせりふ』より引用