平然と

全て 副詞
3,005 の用例 (0.01 秒)
  • 突然話しかけられたっていうのに、少女は平然とそんな事を言ってきた。 奈須きのこ『MELTY BLOOD 虚言の王』より引用
  • 彼等はかつて私に狙撃そげきされたのを忘れたらしく、平然とそばへ寄って来た。 大岡昇平『野火』より引用
  • 男たちの視線を平然と全身に浴びながら、彼女はバーの中を奥へと進んだ。 森瑤子『彼と彼女』より引用
  • 人の死がいかにも平然と日常茶飯事のように弥介の目の前に展開された。 峰隆一郎『人斬り弥介』より引用
  • この男も、まるで明日の朝にでもここから出られそうなことを平然という。 山田風太郎『外道忍法帖』より引用
  • 彼女は平然と微笑しながら、自分の女友達とぼくを夫に紹介しました。 遠藤周作『ぐうたら愛情学』より引用
  • そいつは警戒もなしにこんな場所で平然と殺しの話をしただけでも分かる。 高橋克彦『南朝迷路』より引用
  • 人の上に人が、その上にまた新たな隊列が静かに平然と重なっていった。 光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』より引用
  • 指摘してわかるようであれば、そんなことを平然と言うはずがないからだ。 児玉ヒロキ『イット』より引用
  • 二千階分を落下した鉄の函の中から、彼は平然と脱け出してきたらしい。 菊地秀行『吸血鬼ハンター17a D-白魔山 上』より引用
  • 男はヤケ酒をのんだり自殺したりするが、女は平然と生きぬく力がある。 坂口安吾『桐生通信』より引用
  • 南さんは云われるままに握手をして、そして平然と階段をおりていった。 豊島与志雄『南さんの恋人』より引用
  • R指定の映画は平然と見ていたが、彼に経験があるとは思えなかった。 山本文緒『眠れるラプンツェル』より引用
  • おびただしい弾丸をその身に浴びて、なお平然とはしていられないのだ。 千葉暁『アルス・マグナ2 大いなる秘法 光と闇の双生児』より引用
  • 首筋に剣を突きつけられたまま、それでも茶太保は平然と話をつづけた。 雪乃紗衣『彩雲国物語 01 はじまりの風は紅く』より引用
  • 平然とマールは答え、会心かいしんの笑みを浮かべながら部屋の中に入ってきた。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • 王の名を平然へいぜんと口に出すこの青年に、邑長は奇妙な感覚を感じていた。 井上祐美子『五王戦国志8 天壌篇』より引用
  • こちらの思いは毛の先ほども気にしていない声で、保は平然と答える。 福井晴敏『川の深さは』より引用
  • 最初は慌てた老科学者だが、夫人から事情を聞いて平然と言い返してきた。 川又千秋『1+1=0』より引用
  • サチがいないところで、父も母も平然といつもの暮らしを続けていた。 坂東眞砂子『13のエロチカ』より引用
  • 次へ »