常に心

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  • 実際彼が私に些細ささいなことを云いかける時には常に心の温い人の気がした。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • ところが黒田のカサ頭は常に心の許しがたい奴だ、と秀吉は人に洩した。 坂口安吾『黒田如水』より引用
  • 小説家・カマンダは、故郷であるアフリカとその夢を常に心に抱いている。
  • 私はすべて常に心に於てのみ人間なみの正義や冒険を行つてゐるだけの男だ。 坂口安吾『狼園』より引用
  • 大原君が常に心の礼という事を唱えていたが君も覚えているだろう。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • キリスト教精神が常に心の奥にあったといわれている。
  • もっともそれは常に心にとめておくべきだとは思うが。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • 初めて来たあの夕暮れの霧に魅了されて以来、霧は常に心を躍らせた。 服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』より引用
  • 最大の苦痛のなかにあってさえ、常に心を休ませてくれるものだ。 アラン/宗左近訳『幸福について(下)』より引用
  • 此昂奮ばかりは、今の世の我々にも、常に心に響き来るものがある。 折口信夫『橘曙覧評伝』より引用
  • 常に心を開き、人間らしさとその温かさの響きに対して沈黙してはならない。
  • 母は私の一流ピアニストとしての舞台の姿を常に心に描いていたのだと云って歎いた。 久坂葉子『灰色の記憶』より引用
  • 早く本部に戻りたいとの熱望が常に心の底にあった。 山田智彦『銀行 男たちの挑戦』より引用
  • どこから見ても完璧かんぺきに醜くなりたいと私は常に心の隅で強くのぞんでいたのではなかったか。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • こんな平凡な歌であったが、常に心にかかっている人の作であるかもしれぬということで興味をお覚えになった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • たとい身は小使に過ぎずとも、われはこの店の主人なり、と常に心がくべし。 山本有三『路傍の石』より引用
  • 大勢の同好の士に囲まれながら、常に心の底にわだかまり続けるドス黒い感情は何なのか。 虚淵玄『Fate/Zero Vol.4 「煉獄の炎」』より引用
  • 彼は、常に心優しい自分であることを心掛けて来たのである。 山田詠美『快楽の動詞』より引用
  • これは指揮官としての阿南が常に心に刻んでいた信条である。 角田房子『一死、大罪を謝す』より引用
  • 地に足が着いていない所から理論が展開されている以上、全てが誤りである可能性も常に心に留め置かねばならない。
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