已に

全て 副詞
529 の用例 (0.01 秒)
  • 今日の生理学上から考えて見ると我々の肉体がすでに個人的の者ではない。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 結局この時代には已に前に述べたる正義以外のものはなかつた事が分る。 狩野直喜『日本国見在書目録に就いて』より引用
  • これを対象として意識する時には、すでにその作用は過去に属するのである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 一瞬の意識でもすでに単純でない、その中に複雑なる要素を含んでいる。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • いかにも聖師せいし百日ひやくにちぎやうをすると仰有おつしやつたがすで三十日さんじふにち経過けいくわした。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 64a 20080623』より引用
  • まへさまのうち後妻ごさいつてからすで三年さんねんにもなるぢやありませぬか。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 68 20080623』より引用
  • しかしもし自己の利害の為に従うならば已に権威の為に従うのではない。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 概念は或る意味に於ては必ずしも論理的でないことを已に注しておいたであろう。 戸坂潤『性格としての空間』より引用
  • すでに彼女は通路で話していた彼の声を聞いていたのだから。 大倉燁子『深夜の客』より引用
  • 私の流転放浪の生活が始まりましてから、早いもので已に三年となります。 尾崎放哉『入庵雑記』より引用
  • 已に最初に明らかにしたように、認識論的な範疇は論理的でなければならない。 戸坂潤『範疇としての空間に就いて』より引用
  • しかしこの時は已に統一作用ではなくして、統一の対象となっているのである。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 私は時間に遅れなかつたが、然し秋子は已にぼんやりと私の姿を待つてゐた。 坂口安吾『狼園』より引用
  • 時々ふいに何事か已に行つてしまつてゐるだけなんです。 坂口安吾『狼園』より引用
  • 併し存在することの「こと」は今云ったことによって已に存在論的ではない。 戸坂潤『範疇としての空間に就いて』より引用
  • この種類の困難は多くの人々が已に之を指摘している。 戸坂潤『性格としての空間』より引用
  • 其後、私は已に社会に出て所謂腰弁生活をやつて居たわけであります。 尾崎放哉『入庵雑記』より引用
  • たましひは生きてゐても、からだはすでに死んでゐる外記だ。 岡本綺堂『箕輪の心中』より引用
  • 知覚とか衝動とかいう瞬間的意識活動にも已にこの力が現われて居る。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 繰返すたびに、前にも已に同じ言葉を述べてゐることを忘れきつてゐるやうに見えた。 坂口安吾『姦淫に寄す』より引用
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