差しだす

全て 動詞
179 の用例 (0.00 秒)
  • だったらうちが若い者を差しだしたのも無駄にはならないってわけですね。 奥田英朗『邪魔』より引用
  • 小さな老婆は両手を前に差しだし、泳ぐようにしてこちらに進んできた。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • 信次郎は二人の男に名刺を差しだしたが、あまり関心がない様子だった。 奥田英朗『最悪』より引用
  • 虫の声にぼんやり耳を澄ましていると、円町君がグラスを差しだしてきた。 花村萬月『幸荘物語』より引用
  • そういっておとよは三人にそれぞれ二枚ずつの絵入り団扇を差しだした。 南原幹雄『付き馬屋おえん吉原御法度』より引用
  • 彼女が近づいてゆくと、一つの皿を差しだして食べろと言っているようだ。 北杜夫『マンボウ響躁曲 地中海・南太平洋の旅』より引用
  • 部屋に出入りして書類をまとめて差しだすのは鰐口の宗兵衛にかぎられた。 松井今朝子『辰巳屋疑獄』より引用
  • わたしは料理に使っていた水をコップでくんでキットンに差しだした。 深沢美潮『フォーチュン・クエスト 第5巻 大魔術教団の謎(上)』より引用
  • 服の下から四角い包みを抜きだして、私は瑪瑙色の瞳の女に差しだした。 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』より引用
  • すると運転手はまたも無言でスーパーの袋を後部座席に差しだした。 山崎マキコ『ためらいもイエス』より引用
  • サイコは浩の顔と差しだした金を交互に眺め、疑心に満ちた声でいった。 深田祐介『炎熱商人(上)』より引用
  • 芝生の端にやや長く伸びていた葉を摘み、その空間へ差しだして見る。 半村良『亜空間要塞』より引用
  • 電話を受けていた男が、受話器を女のほうへ差しだして見せた。 半村良『楽園伝説』より引用
  • 涙をこらえて顔を上げると、目の前に手を差しだしている八雲の姿があった。 神永学『心霊探偵八雲 第1巻 赤い瞳は知っている (角川文庫)』より引用
  • 森の中央に来たとき、仲間に煙草入れを差しだしてワザと落とした。 ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(1)』より引用
  • ユウキが、片手でにぼしの入った袋を差しだし、満面の笑顔を見せていた。 西野かつみ『かのこん 第07巻 ~さよなら、オオカミ~』より引用
  • 深くため息をついて、アジタは手の甲まで毛のはえた右手を差しだした。 石田衣良『アキハバラ@DEEP』より引用
  • まるで答えを予想していたみたいに、ギーゼラはいやしの右手を差しだした。 喬林知『今日からマ王 第06巻 「きっとマのつく陽が昇る!」』より引用
  • 女はそれを聞くとしずかふところから青い封筒の手紙をだして、それを差しだした。 田中貢太郎『水魔』より引用
  • つやめく黒髪を腰まで伸ばした女性が、満面の笑顔で箱を差しだしている。 西野かつみ『かのこん 第04巻 ~オトメたちのヒミツ~』より引用
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差しだす の使われ方