左様

全て 名詞 副詞
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  • かうなるとあまりいふ事も話す事もかく事もないはずだから之で左様なら。 阿川弘之『山本五十六』より引用
  • 私はそれほど左様さように実世間とかけ離れた世界に生きている人間であった。 夢野久作『鉄鎚』より引用
  • 私の始めたことは私の心を左様さう静かにさせては置かないやうなものだ。 島崎藤村『突貫』より引用
  • 左様でなく終った事は私にとって不幸であったか幸福であるかは分らない。 宮本百合子『追憶』より引用
  • 裁判官が左様な国家の大事を左右する権利があると思っておられるか? 山田風太郎『明治十手架(下) 山田風太郎明治小説全集14』より引用
  • 子供らしいと云われる事かも知れないが必ず左様あるべきなのである。 宮本百合子『追憶』より引用
  • 姿の見えなくなる前に、彼女は手を振って、最後の左様ならの合図をした。 レニエ『燃え上る青春』より引用
  • まへわかつて、左様さやうことおもつたり、つたりするものではない。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 53 20080623』より引用
  • 「左様でございましょうか知ら」 とお君が本意ほいないように言いました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 私は左様な魔術使いを、自分のかおの中へ置かなかったことが幸いになります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ことほど左様に、味覚は言葉の想像力の働きに大いに左右されるのである。 種村季弘『食物漫遊記』より引用
  • 「左様」と高い方の僧侶は同じような低い声で、同じ態度で言いかけた。 直木三十五『青玉の十字架』より引用
  • 左様な次第ですから、どうかひとつお心をお決めになってください。 サド/澁澤龍彦訳『恋のかけひき』より引用
  • しかし何が左様だか列座の人には、あんまり呑込めないようであります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • では書肆と契約なしに手をけたのかとくと、全く左様さうでもないらしい。 夏目漱石『それから』より引用
  • ちょっときくが、あれは左様に人から人へ移っても消えぬものか? 山田風太郎『自来也忍法帖』より引用
  • 「左様でございますか」 と言って、お君も同じくお城の方を見ていました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 腹の子も、きっと左様な男どもにはらませられたのでございましょう。 山田風太郎『忍法帖5 くノ一忍法帖』より引用
  • お銀様としても、多年、左様な淪落の罪悪史を聞いていないことはない。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • それ程左様さように深刻偉大な鼻の表現の研究者とは云えないのであります。 夢野久作『鼻の表現』より引用
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