崩れ

全て 動詞 名詞
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  • 型の崩れた帽子の下から出ているはずの耳が、今見る画にはない。 海野十三『すり替え怪画』より引用
  • 私は目の前の幸福が、がらがらと音をたてて崩れて行くのを感じたのである。 太宰治『断崖の錯覚』より引用
  • 三等が満員になったので団員の一部は二等客車へどやどや雪崩なだれ込んだ。 寺田寅彦『静岡地震被害見学記』より引用
  • その崩れた穴から数百万のぜにが発見されたので、麦などはもうどうでもいい。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 天井にはくずれた形跡けいせきが見当たらないし、石はみんな大きさがそろっている。 山本弘『サーラの冒険 1 ヒーローになりたい !』より引用
  • 私はよろこびにあめのようにくずれてくる顔の形を、どうすることも出来なかった。 海野十三『柿色の紙風船』より引用
  • 石で造られた水道橋が林の中を通り、林を抜けたところで崩れている。 夢枕獏『シナン2』より引用
  • 日はくれかゝつて天幕の向ふの空に燃えてゐた大きな雲が崩れ初めた。 千家元麿『自分は見た』より引用
  • いざ崩れてきたら同じかも知れないけれど、心理的にはずいぶん違う。 岸本葉子『マンション買って部屋づくり』より引用
  • 穴の周囲を足で踏むと、石との間の地面だけが、五寸ばかり崩れ凹んだ。 豊島与志雄『古井戸』より引用
  • ビュルストナー嬢は、黙って、少しくずれた姿勢で、じっと床を見ていた。 原田義人『審判』より引用
  • 彼は望遠鏡を窓枠の上に置くと、そのまま窓の下にへたへたと崩れ座った。 丘丘十郎『地球発狂事件』より引用
  • そのとき、どやどやと足音がして雪崩なだれこんで来た十数名の男たち。 海野十三『暗号の役割』より引用
  • ロンは人生最後の食事をするかのように、一番近くのベンチに崩れこんだ。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 05a ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上)』より引用
  • 今の嵐君はとても不安定な印象を受ける、触るとくずれてしまいそうな程に。 沖田雅『先輩とぼく 02』より引用
  • 左右にある背の高い建物が大きく崩れ、土砂崩れのように道をふさいでいた。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第14巻』より引用
  • 時間がどこかで急に脱れ、勢いこんで自分の中へ流れ崩れて来るかと思われる。 横光利一『旅愁』より引用
  • 一昨年は三月二十日ごろから入ったが、少しも雪崩れていなかった。 板倉勝宣『春の槍から帰って』より引用
  • いままでのその緊張して居た態度が急に崩れて来ました。 小酒井不木『血友病』より引用
  • ただそのままでは根から崩れて、海の方へ横倒れにならねばならぬ。 泉鏡花『悪獣篇』より引用
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