崩れ落ち

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  • パフニュスは、非常な驚愕を感じ、一つの塔が自分の足下に崩れ落ちでもしたような気がした。 フランス/岡野馨訳『舞姫タイス』より引用
  • 五番目の妹は跳躍一番、木製の柵の囲いを飛び越えて、崩れ落ち既に羊であることを停止している羊達を一匹一匹検分し始めた。 西尾維新『ニンギョウがニンギョウ』より引用
  • 彼は地下の部屋に引き返したと思うとすぐ、マグリブ人の魔術によって惹き起された地震の響が聞えたので、慄え上がり、頭上に円天井が崩れ落ちはしないかと恐れて、いそぎ入口のところに取って返しました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 07』より引用
  • 片側かたかわは樹と竹藪に蔽われて昼なお暗く、片側はわが歩む道さえ崩れ落ちはせぬかとあやぶまれるばかり、足下あしもとのぞくと崖の中腹に生えた樹木のこずえすかして谷底のような低い処にある人家の屋根が小さく見える。 永井荷風『日和下駄』より引用
  • たゞ恐れるのは遲々たる修理工事の間に、あの危なかしい大軒が沖繩名物の颱風の爲めに、崩れ落ちはしないかとの心配である。 浜田青陵『沖縄の旅』より引用