崩れ伏

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  • 酔っ払いは、うめき声をあげ、身をのけぞらせて、その場に崩れ伏した。 咲村観『上杉謙信地の巻』より引用
  • 橋の上になげ出された轎子に崩れ伏した潘金蓮の傍に、武松はちかよった。 山田風太郎『妖異金瓶梅』より引用
  • 三人の武士が、崩れ伏した時、無二斎は、もうちぬれた白刃を、水へけていた。 柴田錬三郎『決闘者 宮本武蔵(上)』より引用
  • 男は弱々しく呻いて道端に崩れ伏し、それ以上俺を見上げようとはしなかった。 川又千秋『狂走団』より引用
  • 小兵衛の一刀に頸部けいぶの急所をはね切られて、最後の一人は竹藪の中へ崩れ伏したのである。 池波正太郎『剣客商売 09 待ち伏せ』より引用
  • 行列が通りすぎると、ヴェローニカは最前腰を下ろしていた椅子のわきにくずれ伏した。 シュトルム/高橋義孝訳『みずうみ』より引用
  • 人と刀は、まるで血のかゆと箸みたいに崩れ伏し、散乱した。 山田風太郎『忍法帖4 忍法八犬伝』より引用
  • 音響と白煙の中に、彼は崩れ伏した。 山田風太郎『忍法鞘飛脚』より引用
  • 体を震わせ、絨毯じゆうたんがした剥出むきだしの床に体を崩れ伏した。 山崎豊子『華麗なる一族 下』より引用
  • かれは崩れ伏した。 ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』より引用
  • わからないままに、なお前へ出た数人が、さらに顔をひき裂かれて崩れ伏し、さすがにみな、どどっとうしろへ雪崩なだれをうった。 山田風太郎『忍法帖1 甲賀忍法帖』より引用
  • 黒く崩れ伏した草の上、直立した焼け残りの草の根方を、低く煙が、水底に動く影のように、っていた。 大岡昇平『野火』より引用
  • 畑元帥に随行して上京し、たまたま師団長室にいた西部軍の白石中佐参謀が森師団長をかばおうとして、二太刀斬られて崩れ伏した。 山田風太郎『同日同刻 ―太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日』より引用
  • 夕加茂は、火焔坊の部屋へ入ると、わっと哭いて、崩れ伏した。 柴田錬三郎『決闘者 宮本武蔵(中)』より引用
  • 三島は、泣くような叫び声をあげ、崩れ伏した。 池波正太郎『剣客商売 12 十番斬り』より引用