崩れ

全て 動詞 名詞
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  • その足で彼は慌てて崩れかかりそうなくぐり門を抜けて庭を飛び出した。 金史良『天馬』より引用
  • 今年は約二十日遅れて入って見たら、すべての谷が雪崩れた後であった。 板倉勝宣『春の槍から帰って』より引用
  • 壁や天井がくずれた形跡けいせきはないので、どこかから運ばれてきたものだろう。 山本弘『サーラの冒険 1 ヒーローになりたい !』より引用
  • それは内部で崩れていくものを、じっと耐えるために必要な時間だった。 斎藤栄『まぼろしの完全犯罪』より引用
  • 崩れかかる馬身を避けて飛びながら、同時に彼は身をひるがえしていた。 山田風太郎『忍法帖6 魔界転生 上』より引用
  • と、砂山の一方の岸が見る見る崩れてその跡へ洞窟のような穴があいた。 国枝史郎『沙漠の古都』より引用
  • 内容は変つても、尠くとも、形式だけはまだ崩れないで居る一例である。 折口信夫『鶏鳴と神楽と』より引用
  • 途中両側の山が崩れて大絶壁になっているところがたくさんあります。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • 顔の見わけがつかないほど崩れているのは、四、五日前の戦死者であった。 高木俊朗『全 滅』より引用
  • どうみても、崩れてしまった押し相撲では勝ち越しを続けるのは無理だ。 もりたなるお『金星 相撲小説集』より引用
  • 土の崩れて行くよりも早く彼の姿は、お通のうしろへ接近していた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • ときには大量の刷物の包みがお涌の勉強机の側まで雪崩なだれ込んだりした。 岡本かの子『蝙蝠』より引用
  • 大震災のあと間もないときで、佃が崩れた小壁に紙をはって働いていた。 宮本百合子『二つの庭』より引用
  • 何としても日のある間に敵を崩れ立たせなければならないと考えた。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • 会社を出てくるときに化粧を直してきているので、さして崩れてはいない。 渡辺淳一『メトレス 愛人』より引用
  • 一しょに崩れたらしく三ツ四ツ崖の石が人間と一かたまりに落ちてきた。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • 電気の下で見ると、もう四十位の女で、乾いたような崩れた姿をしていた。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • ただ、意識的に努力しないで、自然に出来上ったり崩れ去ったりした。 豊島与志雄『女心の強ければ』より引用
  • だれかがそう叫ぶと、牧夫たちは土足のままで部屋の中に雪崩なだれ込んだ。 佐左木俊郎『恐怖城』より引用
  • これは聞き方が惡いのかと思つたから、更に山の崩れた所は無いかと聞いた。 長塚節『痍のあと』より引用
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